渡航2ヶ月前を迎えて、何を準備すべきか迷っている人
✅【渡航3ケ月前編】で教えてくれたことは大体できたんだけど、渡航2ヶ月前には何をすべきなのかな?
✅何かすごいやることが多い気がするんだけど、準備大丈夫かな?
✅まだまだ準備することが多いから、渡航2ヶ月前に準備しておいた方がいいことだけ教えて!
じゃあ、今日は「赴任2ヶ月前」に「すべきこと16選」について説明していくね。
- 海外赴任の準備リスト①:荷物の仕分けを始める
- 海外赴任の準備リスト②:「赴任先に持って行く物」で足りない物をリストアップし、購入を始める
- 海外赴任の準備リスト③:荷物を「引越業者」、「発送」、「スーツケースなどで持って行く」かを決める
- 海外赴任の準備リスト④:飛行機で持って行く荷物の量に合わせて、スーツケースやリュックサックなどを購入する
- 海外赴任の準備リスト⑤:赴任国到着日に滞在するホテルの予約
- 海外赴任の準備リスト⑥:家族・子ども帯同の場合は「退職もしくは休職」・「転校」の手続きを始める
- 海外赴任の準備リスト⑦:引き続き、赴任先の住居を探す
- 海外赴任の準備リスト⑧:自宅をどうするか決める(必要な方のみ)
- 海外赴任の準備リスト⑨:運転免許証の期限前更新、国際運転免許証の取得(必要な方のみ)
- 海外赴任の準備リスト⑩:自家用車の「売却」or「保管場所」を決める(必要な方のみ)
- 海外赴任の準備リスト⑪:赴任中のケガや病気などをカバーする保険の内容を確認する
- 海外赴任の準備リスト⑫:日本の動画配信サービスを見る方法を決める
- 海外赴任の準備リスト⑬:海外でも日本のマンガや雑誌を読めるようにしておく(必要な方のみ)
- 海外赴任の準備リスト⑭:国内の携帯電話番号を維持するか決める
- 海外赴任の準備リスト⑮:住所変更・解約(銀行・クレジットカード・証券会社・保険など)
- 海外赴任の準備リスト⑯:海外赴任者にオススメのクレジットカードの申込
- 【渡航2ヶ月前編】海外赴任準備リスト16選について徹底解説!~まとめ~
海外赴任の準備リスト①:荷物の仕分けを始める
まず、「渡航3か月前編」で説明したとおり、海外赴任先で手に入りそうな物を予め調べてから、赴任先に持って行く荷物を決めましょう!具体的な手順は以下のとおりです。
荷物の仕分け手順①:「赴任先に持って行く物」と「日本に残しておく物」を分ける
まず、「赴任先に持って行く物」と「日本に残しておく物」を決めます。その一例は以下のとおりですが、基本的には現地調達が可能なものは、現地で購入するのがオススメです。
なるほどね!「持って行く物」と「日本に残しておく物」のイメージが湧いてきたよ。
それは良かったね。大体のイメージが湧いてきたら、「この家電は持って行きたい!」とか「これは大事なものだから、日本で保管しておきたい」って感じで、荷物の仕分けが進んでいくよ。
荷物の仕分け手順②:「日本に残しておく物」の中で不用品がないか、考える
「日本に残しておく物」がある程度、その中で「もうこれは使わない!」という不用品がないか、考えてみましょう。不用品は以下のような感じで、仕分けていきましょう。
これらの不用品で「売る物」、「捨てる物」、「譲る物」、「日本で保管しておく物」に分けていきます。
ここでは、「不用品を売る」方法を紹介します。「メルカリやフリマなどはちょっと…」という方には、以下のオススメの買取業者3社の利用を検討してみましょう。
「そんなの時間なくて、ムリだよ!」という方は、無理して不用品を売らなくても、大丈夫ですよ!
荷物の仕分け手順③:「日本に残しておく物」の保管場所を決める
不用品の処分や保管方法が大体決まったら、「日本に残しておく物」の保管場所を決めましょう。具体的な保管場所は以下のとおりです。
この中で最も安全で、お金がかからないのが、「1.自宅」と「2.実家」ですね。もしこの2つが難しい場合は、以下のような「トランクルーム」の活用も検討しましょう。
さらにトランクルームについて知りたい方は、以下の記事を参照してくださいね。
海外赴任の準備リスト②:「赴任先に持って行く物」で足りない物をリストアップし、購入を始める
「日本に残しておく物」が大体絞れたと思うので、ここから「赴任先に持って行く物」を考えていきます。先ほど挙げた「赴任先に持って行く物(一例)」をもう一度確認してみましょう。
これで大体赴任先に持って行く物のイメージが具体的に湧いてきたよ。
ここから、「赴任先に持って行く物」で足りない物を買い足していくといいよ。参考までに僕のブログで紹介している「オススメ商品」を以下に列挙しておくね。
因みに「スーツケース」や「圧縮袋」などは後ほど紹介します。
海外赴任の準備リスト③:荷物を「引越業者」、「発送」、「スーツケースなどで持って行く」かを決める
ここまでで、ある程度、「海外に持って行く荷物」の大まかなイメージがついたかと思います。次にやることは、その「海外に持って行く荷物」をどうやって赴任地まで運ぶか決めることです。具体的には「3つ」の手段があります。
赴任国への荷物の運び方①:引越業者に依頼する
まず、ベットやタンスなどの大型家具などを赴任国に持って行きたい場合は、海外赴任サービスのある引越業者に依頼するのがいいでしょう。引越業者を利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。
なるほどね。大型の家具などを赴任国に持って行きたい場合は、引越業者を使うのもありだね。
そうだね。海外赴任にオススメの引越業者を以下に挙げておくから、参考にしてみてね。
赴任国への荷物の運び方②:航空便・船便などで荷物を送る
次の発送方法は郵便局の「EMS・航空便・SAL便・船便」の4つです。それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめました。
配送方法 | メリット | デメリット | 発送可能サイズ※1 | 推奨利用シーン |
---|---|---|---|---|
EMS | 最速 (通常2~7日以内) | ・料金が高い | 3辺合計150cm以内 重量30kg以内 | ・急ぎで送りたい時 ・大切なものを送りたい時 |
航空便 | EMSより安価 | EMSより時間がかかる (通常7~14日以内) | 3辺合計200cm以内 重量30kg以内 | ・速さと料金のバランスを重視したい時 |
SAL便 | 航空便より安価 | ・航空便より時間がかかる(通常14~28日以内) ・取り扱い国や地域が限られる※2 | 3辺合計200cm以内 重量30kg以内 | ・船便よりは早く、でも航空便よりかは安くしたい時 |
船便 | 最も安価 | 発送~到着まで 数ヶ月かかる | 3辺合計200cm以内 重量30kg以内 | ・費用を極力抑えたい時 |
※2 エコノミー航空(SAL)便取り扱い国・地域はこちらから確認できます。
なるほどね、船便が一番安いから、変圧器や炊飯器などの重たいものは赴任先の事務所などに早く送った方がお得だね。
そうだね。ここまでで、「事前に発送する荷物」と「自分で持って行く荷物」に分かれたので、これからその荷物の量に合わせて、必要に応じてスーツケースなどを購入していくよ。
海外赴任の準備リスト④:飛行機で持って行く荷物の量に合わせて、スーツケースやリュックサックなどを購入する
「自分で持って行く荷物」がある程度決まってきたら、その量に合わせたスーツケースを購入しましょう!
スーツケースって何個持って行った方がいいの?リュックサックも合った方がいいかな?
個人的には、「大きめのリュックサック」1個と「100L級の大きなスーツケース」2個を持って行くことをオススメするよ※。その理由を簡単に説明していくね。
海外赴任にはキャリーケースより、リュックサックの方がラク!
まず、飛行機の機内持ち込み用として「大きめのリュックサック」を持って行くことをオススメします。理由は以下のとおりです。
なるほどね!確かに赴任国についてから、3個もスーツケースを運ぶのは大変だし、スリに狙われるかもしれないもんね。
そうだね。オススメの「大きめのリュックサック」に関しては、以下の記事で詳しく説明しているから、参考にしてみてね。
スーツケースは可能な限り、100L級の大きめのスーツケースを用意すべき
海外赴任のときは、巨大なスーツケースを2個用意しましょう。理由は以下のとおりです。
基本的には、持って行く荷物に合わせて、以下のようにするといいよ。
上記のスーツケース2個の選び方はあくまで一例なので、あなたの持って行く荷物の量や大きさに合わせて、大きいスーツケースを用意しておきましょう。オススメのスーツケースは以下の記事でどこよりも詳しく紹介しているので、参考にしてくださいね!
海外赴任の準備リスト⑤:赴任国到着日に滞在するホテルの予約
次にやるべきことは、「赴任国に到着した日に泊まるホテルの予約」です。私もそうでしたが、基本的に赴任国の住居が決まるまではホテルなどで暮らす必要があります。ホテルの予約もかなり取りづらくなってきているので、以下のサイトから早めに予約しておきましょう!
人によって滞在期間は異なりますが、住居を探す人は多少、余裕を持って、1週間程度の予約をしておくといいでしょう。
海外赴任の準備リスト⑥:家族・子ども帯同の場合は「退職もしくは休職」・「転校」の手続きを始める
次にやることは、配偶者の「退職もしくは休職」の手続きとお子さんの「転校」の手続きです。順番に簡単に見ていきましょう。
配偶者の「退職もしくは休職」の職場への連絡
まず、以下の流れで職場になるべく早く「退職もしくは休職」の意向を伝えましょう。
なお、「退職」か「休職」のどちらを選ぶべきか迷っている方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
赴任先の学校に提出する書類の準備と転校手続き
渡航2ヶ月前くらいになったら、「赴任先の学校に提出する書類の準備」と「転校の手続き」を進めていきましょう。簡単に準備や手続きの流れをまとめましたので、確認しておきましょう。
これで学校関係のやるべきことのイメージが湧いてきたよ。
良かったね。まだ、赴任中にお子さんが通う学校が決まっていない人は、早く見つけて、コンタクトを取ろうね。海外赴任中の学校については、以下で説明しています。
海外赴任の準備リスト⑦:引き続き、赴任先の住居を探す
【渡航3ケ月前編】でも説明したとおり、引き続き、赴任先の住居を探していきます。ここでは、住居の具体的な探し方をここで簡単に説明しておきます。
住居の具体的な探し方①:前任者からの引継ぎ
まず、最も簡単な方法は、「前任者が住んでいた住居を引き継ぐこと」です。
この記事をご覧の方は、公務員や会社員の方で海外に一定期間赴任することになった方が多いと思いますが、そのような一定期間赴任する場合は、人事ローテーションの関係で前任者がかなりの確率でいると思います。
「その前任者が住んでいた住居をまるまる引き継いでしまおう!」という作戦です。
確かに前任者から住居を引き継ぐのが最も簡単だね!
でもね、僕は前任者から引き継いだら、とっても苦労したこともあったんだ。以下にその一例を示すね。
もし「前任者から引き継いだ住居が気に入らず、別の家に引っ越したい!」となったら、次の「現地スタッフに探してもらう」に移ります。
住居の具体的な探し方②:現地スタッフに探しもらう
次の住居の探し方は「現地スタッフに探してもらう」です。
海外赴任される方には、ほぼ間違いなく事務所などに現地スタッフがいます。その中には赴任者の生活の立ち上げ(例:滞在許可書の作成、銀行口座の開設など)を担当してくれるスタッフがいることが多いです。
その現地スタッフの方に自分の希望(例:家族構成、家の広さ、階数、どのエリアか、家賃の上限など)を伝えて、その現地スタッフに現地の不動産業者との調整をやってもらいましょう。
いくつか希望の物件情報をもらって、内覧してから、提示された住居に住むかどうか決めましょう(この辺りは日本と流れは同じですね)。
住居の具体的な探し方③:自分で探す
そして最終手段は「自分で探す」です。今ではある程度、各国の不動産業者のサイトで物件の情報が見られます。
当然、赴任後に内覧をすることになりますが、不動産業者との連絡や交渉には「語学力」も「度胸」も「体力」も求められるため、かなり大変です。
もし色んな事情があって自分で住居を探すことになった場合は、多少なりとも英語ができる人でも緊張すると思います。私も海外駐在中に不動産業者と直接やり取りをしたことが何回もありますが、その度にかなり緊張したことを覚えています。
鈴木先生ほどのベテランでも不動産業者とのやり取りは、緊張するんだね。
そうだよ。コツは「毎回事前に聞かれそうなことを想定して準備しておく」ことだね。なるべく前任者の方から引き継げたら、引き継ぐのが一番楽だよ。
海外赴任の準備リスト⑧:自宅をどうするか決める(必要な方のみ)
そろそろ「海外赴任中の自宅をどうするか」決める必要があります。基本的には【渡航3ケ月前編】で説明したとおり、以下の4パターンの中から、「自宅のあり方」を決めます。詳細は、以下のリンクをご確認ください。
もし「自宅の売却」、「自宅の貸出」、「賃貸契約の解除」のいずれかを選択した方は、自宅を引き渡してから、出国するまで「ホテル」か「ウィークリーマンション」などに泊まる必要があります。ホテルと「ウィークリーマンション」に関しては、以下のリンクをご活用ください。
自宅引き渡し後から出国までの間に住む
ホテルの予約サイト一覧
海外赴任の準備リスト⑨:運転免許証の期限前更新、国際運転免許証の取得(必要な方のみ)
次にやるべきことは、「運転免許証の期限前更新」と「国外運転免許証の取得」です。もちろん、必要な方のみ対応すればOKですが、順番に簡単に説明していきますね。
運転免許証の期限前更新
運転免許証に関して、以下のような悩みや疑問を抱えていませんか?
運転免許証は有効期限前に更新することが可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
国際運転免許証の取得
もし赴任先で車を運転する予定がある人は、国際運転免許証を取得しておくと便利ですよ。その理由は以下の通りです。
ただし、国際運転免許証については、いくつか注意点があるので、こちらも確認しておきましょう。
以上のメリット・デメリットを踏まえて、「国際運転免許証を取得するかどうか」決めましょう。以下の警視庁のHPも参考にして下さい。
【参考】免許証は持っていないけど、赴任先で運転する必要がある人は「合宿免許」でスパッと運転免許証を取ろう!
「運転免許証はないけど、現地で治安上の理由などから運転する必要がある!どうしよう。。。」という人には、「合宿免許での運転免許の取得」がオススメですよ。AT車なら13日で卒業できます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
海外赴任の準備リスト⑩:自家用車の「売却」or「保管場所」を決める(必要な方のみ)
自家用車をお持ちの方は、自家用車の取り扱いに悩む方も多いのではないでしょうか。海外赴任が決まった時の自家用車の取り扱い方法は主に以下の4つです。
では、1つずつ説明していきますね。
自家用車の取り扱い方①:日本で保管する
1つ目は自家用車を「日本で保管する」です。具体的には自宅や実家などで保管するのがラクですが、自家用車を「日本で保管する」方法は以下の2種類です。それぞれのメリット・デメリットを見ておきましょう。
自家用車を「日本で保管する」2つの方法の比較
「そのまま保管する」
なるほどね。日本で保管するにしても、2つの方法があるんだね。
そうだね。「日本で管理する」を選択した場合は、上記2つの方法の長所・短所を比べて、自分にとって最適な方法を決めようね。
自家用車の取り扱い方②:親戚・知人に貸す
次は自家用車を「親戚・知人に貸す」です。そのメリットとデメリットを以下にまとめましたので、ご覧ください。
自家用車を「親戚・知人に貸す」ことのメリット・デメリット
「親戚・知人に貸す」メリット
「親戚・知人に貸す」デメリット
なるほどね。親戚らに貸すにしても、いくつかメリットとデメリットがあるんだね。
そうだね。親戚・知人と自家用車を貸して、トラブルにならないように、以下の点について注意して、親戚らとよく話し合っておくことが大事だよ。
自家用車の取り扱い方③:売却する
3つ目は自家用車を「売却する」です。そのメリットとデメリットを以下にまとめましたので、まずはそちらをご覧ください。
自家用車を「売却する」ことのメリット・デメリット
「売却する」メリット
「売却する」デメリット
なるほどね。車を売却するのにも、色々と長所と短所があるんだね。「売却するか、しないか」の判断基準があると、決めやすいんだけど。
そうだね。「売却するか、しないか」の大体の判断基準は以下の通りだよ。
なるほどね!これで「売却するか、しないか」を決めやすくなったよ。
それは良かったね。もし売却することになったら、必ず複数業者から見積もりを取ろうね。参考までにオススメの車買取サービスのリンクを以下に貼っておくね。
自家用車の取り扱い方④:赴任先へ持って行く
最後は、自家用車を「赴任先へ持って行く」です。ただ、個人的には自家用車を「赴任先に持って行く」のは避けた方がいいでしょう。その理由は以下の通りです。
なるほどね。自家用車を赴任先に持って行くメリットってほとんどなさそうだね。。。
海外赴任の準備リスト⑪:赴任中のケガや病気などをカバーする保険の内容を確認する
赴任中のケガや病気などをカバーする保険は会社から案内があることが多いですが、もし自分で申し込まなければいけないときは、以下の点に注意して、最適な保険を選びましょう。
なるほどね。自分で用意するとなると、結構大変だね。。。
そうなんだ。もし会社が保険を案内(用意)してくれなかったら、以下の3つのサービスを比較検討してみるといいよ。
海外赴任の準備リスト⑫:日本の動画配信サービスを見る方法を決める
海外赴任中は、日本のアニメやドラマが恋しくなってしまいます。そのため、今のうちに海外で見る動画配信サービスを決めておきましょう。以下のサービスは、無料体験期間があるので、時間がある今のうちに、自分に合う動画配信サービスを見つけておきましょう!
※「Netflix」はVPNなしでも、視聴可能ですが、コンテンツが海外向けのものになってしまうため、日本のドラマなどの日本向けコンテンツを見たい場合は、VPNサービスに申し込む必要があります。
また、これらの動画配信サービスを見るには、VPNサービスに申し込む必要があります。オススメは「海外から16社の動画配信サービスを見れて、多くの外国から安全に見られる」「【MillenVPN(ミレンブイピーエヌ)】」がオススメです。
海外赴任の準備リスト⑬:海外でも日本のマンガや雑誌を読めるようにしておく(必要な方のみ)
海外に行くと、とにかく日本語で本や漫画が読みたくなります。紙の本を持って行くのは、重くて、かさばるので、インターネットで日本の雑誌などが読めるサービスに申し込んでおくことをオススメします。オススメする理由は以下のとおりです。
なるほどね!海外の書籍や雑誌をその国の言葉で読むのは、結構大変だもんね。オススメのサービスを教えてよ!
オススメは以下の4つだよ。どれも「無料お試し期間」か「初月無料」のサービスがあるから、とりあえず日本にいる間に試してみるといいよ。
海外赴任の準備リスト⑭:国内の携帯電話番号を維持するか決める
日本で今使っている携帯電話をどうするかの方法は以下の3通りあります。
それぞれの方法について順番に説明していきますね。
日本の携帯電話の取扱方法①:携帯電話を解約する
まず、考えられる方法として「日本の携帯電話を解約する」ことです。ただ、個人的には解約すると、何かと不便になるので、解約しないことをオススメします。その理由は以下の通りです。
このような理由から、「携帯電話番号を維持した方が無難です。番号を維持する方法を2つ紹介します。なお、もし解約するにしても、解約は出国直前にしましょう!
携帯電話番号を維持する方法①:回線を休止する
まず、1つ目の携帯電話番号を維持する方法は「回線を休止する」です。以下のように大手3大キャリアでは「休止サービス」が用意されています。
大手3大キャリアでは「休止サービス」概要
※「ドコモオンライン手続き」での申込みの場合は1,100円(税込)
携帯番号を維持するだけで、これだけの費用がかかるのかぁ。。。
もしこの携帯電話休止サービスの維持費が高いと思ったら、この機会に格安SIMに乗り換えることを検討してみるといいよ。
携帯電話番号を維持する方法②:格安SIMに乗り換える
格安SIM会社でオススメなのは以下の3社です。
今後、これら3社の比較記事も書く予定ですので、完成したら、こちらで紹介させていただきますね。
海外赴任の準備リスト⑮:住所変更・解約(銀行・クレジットカード・証券会社・保険など)
渡航2ヶ月前になったら、少しずつクレジットカードなどの住所変更や解約を進めていきましょう。手続きが必要となる主なものは、以下のとおりです。
他にもあると思いますが、追加の説明が必要なものについて、これから説明していきますね。
1年以上海外在住(非居住者)の場合は、銀行口座は原則解約する必要がある
まず、1年以上海外に居住する場合(日本では非居住者)は、ほとんどの銀行では口座を解約する必要があります。例えば、住信SBIネット銀行のHPには以下の記載があります。
当社の口座をご利用いただけるのは日本国内に居住しているお客さまです。
口座開設後、海外に1年以上長期滞在し非居住者となる場合は、口座解約手続きをお願いいたします。
引用元:住信SBIネット銀行HP「よくある質問~〔口座情報〕 海外に転勤することになったのですが、変更手続きはどうすればよいですか?」
え~、原則解約かぁ。結構面倒だね。
そうだよね。各銀行によって対応が異なるんだけど、以下の銀行では、非居住者向けのサービスを提供しているので、そのサービスの利用するか、検討してみよう。
海外赴任者(非居住者)向けサービスの銀行でオススメなのは「ソニー銀行」!
これらの銀行の中、で特にオススメなのが「ソニー銀行」です。理由は以下のとおりです。
なるほど!「ソニー銀行」なら、一部のサービスに制限はあるけど、海外からも普通のネット銀行のように使うことができるんだね。
そうなんだ。日本帰国後も持っていて全く損のない銀行口座なので、この機会に作っておきましょう!
▷▷ソニー銀行の口座開設はこちら
(ソニー銀行の公式HPに飛びます)
不要なクレジットカードの解約と、必要なクレジットカードの更新をしておこう!
渡航2ヶ月前になったら、所持しているクレジットカードのうち、「海外に持って行くカード」と「海外に持って行かないカード」に分けましょう。「海外に持って行かないカード」は可能な限り解約をしておきましょう。理由は以下のとおりです。
なるほどね。何年も使わないんだったら、解約しておいた方が安全だね。でも、海外赴任中に「海外に持って行くカード」の有効期限が切れたら、どうなっちゃうの?
海外赴任中に有効期限が切れないように、クレジットカード会社に連絡して、更新してもらおう。ほとんどのクレジットカード会社が期限前更新に対応してくれるよ。
因みに、とあるクレジットカード会社に期日前更新の依頼を申し出たところ、「できない」と言われたことがあります。その瞬間にそのカードは解約しました。
1年以上海外在住(非居住者)の場合は、証券口座も原則解約する必要がある
銀行口座と同様、1年以上海外に居住する場合(日本では非居住者)は、原則として証券口座を解約する必要があります。例えば、マネックス証券のHPには以下の記載があります。
海外転勤等で長期間出国する場合は、口座解約が必要です。
引用元:マネックス証券HP各種手続き「海外転勤で長期間出国することになりました。何か手続きが必要ですか?」ページ
保有残高を全て売却後、出金のうえ、証券総合口座ログイン後、変更・照会手続き書類一覧画面の口座解約内にある「郵送請求」から解約書類を請求し、必要事項を記入のうえ返送してください。
え~、証券口座も原則解約かぁ。結構面倒だね。
▷▷「SBI証券」の詳細はこちら(SBI証券の公式HPに飛びます)
▷▷「楽天証券」の詳細はこちら(楽天証券の公式HPに飛びます)
「SBI証券」と「楽天証券」のどっちに投資信託などを移管したらいいの?
投資信託や米国株式などは、他の証券会社で支払った出庫手数料をSBI証券が全部負担してくれるんだね!これなら安心だね。
▷▷「SBI証券」の詳細はこちら(SBI証券の公式HPに飛びます)
「iDeco」は海外赴任中でも引き続き加入できる!
2022年の法改正により、海外赴任者も引き続き「iDeCo」に加入できるようになりました。引き続き加入が可能なケースは以下の2つです。
海外赴任後も「iDeco」に加入できるのは、とっても嬉しい改正だね!
海外赴任の準備リスト⑯:海外赴任者にオススメのクレジットカードの申込
クレジットカードの整理がついて来ると、人によっては、以下のような疑問や不安が湧いてくると思います。
確かに今のクレジットカードだけで海外赴任乗り切れるか不安だよね。そもそも海外から日本のクレジットカードって申し込めるの?
一部のクレジットカード会社なら、海外赴任中でも申し込めるカードはあるけど、赴任2ヶ月前くらいから、新しいクレジットカードを作るか、考えておこう。オススメのクレジットカードは以下の2つだよ。
海外赴任者にオススメのクレジットカード①:楽天プレミアムカード
まず、海外赴任者にオススメのクレジットカードは「楽天プレミアムカード」です。このクレジットカードのメリットとデメリットは以下のとおりです。
「楽天プレミアムカード」のメリット
「楽天プレミアムカード」のデメリット
参照:楽天プレミアムカード公式HP
なるほどね。やっぱり年会費が高いのが一番のネックだね。
でもね、プライオリティ・パスが付帯されている他のクレジットカードより「楽天プレミアムカード」の年会費は実は安いんだ。だから、以下のような海外赴任者にはとってもオススメだよ。
各旅行会社の空港ラウンジって、シャワーが付いたり、飲み放題、食べ放題だったりで、本当に快適ですよ。出張などが多い人で、高額な年会費を上回るメリットがあるのなら、とってもお得なクレジットカードですよ!
\下記リンクからの入会&利用で5,000円ポイント!/
▷▷「楽天プレミアムカード」の申込はこちら!
(楽天プレミアムカードの公式HPに飛びます)
海外赴任者にオススメのクレジットカード②:EPOSカード
次に、海外赴任者にオススメのクレジットカードは「EPOSカード」です。このクレジットカードのメリットとデメリットは以下のとおりです。
参照:EPOSカード公式HP
なるほどね。年会費は無料だけど、海外旅行保険は色々制約があるんだね。
そうだね。先ほどの「楽天プレミアムカード」と「EPOSカード」の海外旅行傷害保険の比較表で、2つのクレジットカードの補償内容を確認しておこう!
「楽天プレミアムカード」と「EPOSカード」の
補償内容等の比較表
楽天プレミアムカード | EPOSカード | |
---|---|---|
自動付帯・利用付帯 | 自動付帯/利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺傷害 | 自動付帯:4,000万円 利用付帯:1,000万円 合計:最高5,000万円 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 自動付帯:300万円 | 200万円 (1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 自動付帯:300万円 | 270万円 (1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 自動付帯:3,000万円 | 3,000万円 (1事故の限度額) |
救援者費用 | 自動付帯:200万円 | 100万円 (1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害 | 自動付帯:30万円 利用付帯:20万円 合計:最高50万円 | 20万円 (1旅行・保険期間中の限度額) ※免責3,000円あり |
補償対象期間 | 日本出国日から3カ月後の 午後12時(24時) | 1旅行につき、最長90日間 |
国内旅行傷害保険 | あり | なし |
なるほどね!やっぱり、年会費がかかる分、補償内容は「楽天プレミアムカード」の方が充実しているね。
そうだね。だから、補償内容などを踏まえて、「EPOSカード」をオススメできる人は以下のようなタイプの人だよ。
やっぱり、年会費無料で充実した海外旅行保険が付くのは嬉しいですよね。入会と同時に2,000ポイントもらえるので、これで海外赴任の買い物をしましょう!
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(EPOSカードの公式HPに飛びます)
【渡航2ヶ月前編】海外赴任準備リスト16選について徹底解説!~まとめ~
いかがでしたか?ちょっと長かったので、簡単に本記事のおさらいをしておきましょう。
ありがとう、鈴木先生。これで渡航2ヶ月前にやるべきことが分かって、スッキリしたよ!
どういたしまして!海外赴任の準備って本当に大変だから、余裕を持って、計画的に1つずつ準備を進めていこうね。
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