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![ケイタ君](https://suzukikeita-school.com/wp-content/uploads/2022/09/keita-question.png)
海外赴任先に持って行くべき市販薬で悩んでいる人
✅初めての海外赴任だから、どの薬を持って行くべきか迷っているよ
✅海外の市販薬って日本のものより強いイメージがあるから、あまり使いたくないなぁ
✅普段使っている薬はあるんだけど、海外赴任だからこそオススメの市販薬を知りたいよ
✅海外にはあまり見かけないけど、日本では売っている市販薬があったら、教えてよ
僕も8年間の海外駐在生活で日本製の市販薬をよく使っていたから、ケイタ君の気持ちよく分かるよ。今日は実際に海外に持って行って良かったオススメの市販薬を10個紹介するね。
![鈴木先生](https://suzukikeita-school.com/wp-content/uploads/2022/09/suzuki-sensei-left.png)
✅本記事のテーマ
【海外赴任歴8年】海外駐在にオススメの薬10選を紹介!
✅
✅読者の皆さんへの前置きメッセージ (飛ばしてもOK!)
この記事は、「海外赴任することになったけど、海外の薬は強そうだし、外国語で何が書いてあるか分からないから、日本の市販薬を持って行きたい。でも、日本のどの市販薬を海外に持って行くべきか分からないよ」と悩んでいる方向けの記事です。
海外赴任の最大の不安は、言語や食事以上に、病気になったときです。もちろん重たい病気になった場合は、病院や医院に通うことになりますが、それ以外の軽い風邪や胃もたれなどの体調不良も、とても心配ですよね。
この記事では、海外滞在歴8年の私が厳選したオススメの市販薬を10つ紹介いたします。どれも私が実際に海外に持って行って、「効果のあった」、「役に立った」市販薬だけを厳選しています。
海外赴任はあれこれ不安になりますよね。でも、不安ばっかり感じていたら、せっかくの楽しい海外生活をエンジョイできなくなってしまいます。この記事を読んで、海外赴任への不安が少しでも和らいだら、この上なく嬉しく思います。
![鈴木先生](https://suzukikeita-school.com/wp-content/uploads/2022/08/suzuki13-1-212x300.jpg)
なお、ここで紹介するのは市販薬のみです。処方薬については医師や薬剤師の先生によく相談してください。
なお、市販薬の使用については、決まった用法・用量を守って正しくお使いください。また、国によっては、大量に薬を持ち込むときは申告する必要がある場合もあります。詳しくは厚労省HP「海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて」をご覧ください。
海外駐在にオススメの薬 第1位:ウナコーワ・ムヒなどの虫刺され用の薬
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まず、一番オススメするのが、「ウナコーワ」や「ムヒ」などの虫刺され用の薬です。フランスなどの先進国はもちろんのこと、アフリカなどの発展途上国にも蚊はいます。残念ながら、世界中どこでも蚊はいます。
私は「先進国のフランスなら蚊なんていないんだろう」と適当に考えていましたが、フランス北西部での夏のホームステイ先で蚊に刺されまくりました。とにかくかゆかったけど、フランスの薬局に行く勇気も語学力もなかったため、「ウナコーワやムヒがあれば・・・」と激しく後悔したのをよく覚えています。
蚊に刺されないように虫除けスプレーなどで対策をしても、残念ながら蚊には刺されてしまいます。「あの虫刺されの痒みを海外で味わうのは絶対に避けたい!」と思う方は、ウナコーワやムヒの購入をお忘れなく。
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大きな荷物じゃないから、スーツケースの端に1つ入れておけばOKでしょう。
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海外駐在にオススメの薬 第2位:ビオフェルミン・正露丸
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海外では硬水・軟水の違いや、日本との衛生観念の違いなどから、よく下痢をします。下痢をするのは、大体赴任してから2週間程度の間に起きるのが多いです。まだ体がその国の食べ物に慣れていなく、慣れない環境による疲れもあると思います。
下痢になってしまったら、整腸剤である「新ビオフェルミン」を飲んでいました。下痢を止めるのではなく、腸を整えて、下痢を直すのが目的です。一方、「早く下痢を止めたいんだ!」という方には、正露丸がオススメです。
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下痢はいつなるか分からないから、赴任先の家に新ビオフェルミンなどの薬を置いておきましょう。
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水当たりを避けるためには、水道水ではなく、浄水を上手く利用しましょう。以下の記事で詳しく説明しているので、参考にしてください。
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海外駐在にオススメの薬 第3位:トラベルミン
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私は基本的に車と船の移動が嫌いです。なぜなら、乗り物酔いをするからです。特に船に関しては、ほぼ確実に乗り物酔いをします。
私が駐在していたフランスなどの薬局に乗り物酔いの薬があったか分かりませんが(あっても、かなり強い薬ではないかと思います)、乗り物酔いが心配な方は、日本から「トラベルミン」を購入して、持って行くことをオススメします。
実際、私もアフリカのサファリに参加するために、船に乗りました。片道30分くらいの船旅でしたが、とにかく乗り物酔いが怖かったので、「トラベルミン」を飲みました。お陰で船酔いをすることもなく、サファリを満喫できました。
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乗り物酔いをするだけで旅行の思い出が悪くなってしまうため、家に1つは「トラベルミン」を置いておくことをオススメします。
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海外駐在にオススメの薬 第4位:キャベジンコーワなどの胃腸薬
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海外の料理は日本以上に油やバターを使っていることがあるため、胃もたれや胸やけが起きやすいです。私も胃が弱い体質のため、海外赴任前は「胃薬持って行かなくちゃ」と考えていました。
私は、胃薬として「キャベジンコーワ」を持って行きました。「キャベジンコーワ」によって、何度も胃もたれと胸やけの苦しみから解放されました。
楽しくて美味しかった食事が、胃もたれや胸やけのせいでネガティブなものになるのは、嫌ですよね?胃もたれや胸やけの対策は万全にしておきましょう。
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「ペパーミントティー」も胃もたれを改善してくれる効果がありますよ。とにかく軽いので、スーツケースの端に入れておくのがいいでしょう!
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僕が「逆流性食道炎を自力で治した方法」に関する書籍を参考までに紹介しておきます。気になる方は、こちらから覗いてみてくださいね。
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海外駐在にオススメの薬 第5位:新ルルA錠などの総合感冒薬
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海外に限らず、「あ、風邪を引きそうだな」とか「あ、喉が少しおかしい」ということがあると思います。特に海外では日本とは医療事情が異なるため、風邪の引き始めのタイミングでいかに風邪を治すかが、とても大事です。
私は風邪の引き始めには、必ず「新ルルA錠」を飲んでいました。小さい便に入っているにも関わらず、100錠や150錠などかなり量があるので、1つ買っておけば、長期の海外赴任でも対応できます。
また、「新ルルA錠」は、胃にも優しかったです(実体験に基づく)。瓶も小さいので、持ち運びもとっても便利でした。
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風邪はいつ引くか分からないので、忘れずに持って行くようにしましょう。
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海外駐在にオススメの薬 第6位:バファリンなどの解熱剤・頭痛薬
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私は極度の緊張をした後に、ほぼ必ず熱が出る体質です。例えば、治安の悪いことで有名なイタリアのナポリに行ったあとに、家で39度台の高熱が出ました。海外で高熱が出ると、結構大変で、心細くなります。
そんなときにお世話になったのが、「バファリン」です。胃も悪い私としては、早く効いて、胃に優しい「バファリン」は心強い味方でした。
また、「バファリン」は頭痛薬としても使えます。解熱剤と頭痛薬の2つの効果があるので、海外でも常備薬として持って行きたいですね。
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(フランスのDolipraneなどの)解熱剤は海外でも、もちろん売っていますが、日本製品の薬の方が安心しますよね。
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海外駐在にオススメの薬 第7位:ドリエルなどの睡眠改善薬
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海外の文化、慣習、気候、食事など、日本とは異なる環境で眠れないことがあります。眠らないと、1日のパフォーマンスや記憶力が下がったり(実体験に基づく)、心臓病や脳卒中のリスクまで高まってしまいます(参照HPはこちら)。
眠れなくなることは誰でもあるため、日本からお守り代わりに1つだけ「睡眠改善薬」を持って行くのをオススメします。もちろん、海外にも睡眠改善薬が売られていますが、海外の睡眠改善薬を使うのってちょっと怖いですよね?
やっぱり、「睡眠改善薬」のような重要な薬は、日本製品に限りますね。
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僕が使用したことがある「睡眠改善薬」は以下の薬です。機内で寝付けないときにもオススメだよ。
海外駐在にオススメの薬 第8位:トローチ
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特に乾燥した国に行く場合は、「トローチ」を持って行った方がいいでしょう。海外在住中に結構、喉をやられて、そこから風邪が始まったこともありました。
また、西アフリカのマリにいたとき、サハラ砂漠の砂が風に乗って、砂埃で町一面覆われていました(この事象をハルマッタンと言います)。この砂で喉をやられることがあったので、よく「トローチ」をなめていました。
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海外駐在にオススメの薬 第9位:バンドエイド
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薬というわけではないですが、海外でもちょっとしたことで、切ったり、血が出たりします。そんなときには、やはり「バンドエイド」が欠かせません。
もちろん、海外にも売っていますが、質は日本の商品の方がいいですし、何より軽いので、スーツケースの隅っこにでも1つ入れておきましょう。
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ないと意外と困るのが「バンドエイド」。ケガはいつするか分からないから、一応持って行きましょう。
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海外駐在にオススメの薬 第10位:目薬
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「目薬」を紹介するのを忘れていました。フランス語の先生(フランス人)が、私が授業中に「目薬」をさしているのを見て、「目薬はフランスであまり売っていないから、フランスに持って行った方がいいよ」とアドバイスをくれました。
私はとにかく目が乾く体質で、海外にいたときもデスクワーク中心だったため、本当に目が乾きやすかったです。そのため、1日で4~5回くらいは「目薬」をさしていました。
フランス語の先生が言う通り、フランスの薬局を見ても、目薬は見かけませんでした(私の探し方が悪いのかもしれませんが)。恐らく、「ものもらい」とか「結膜炎用の処方箋付の目薬」は売っているとは思いますが、日本みたいに気軽に目薬を買える感じではありませんでした。
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海外駐在にオススメの薬10選を紹介!~まとめ~
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いかがでしたか?最後に今日紹介した市販薬のおさらいをしておきましょう。
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これらの薬を一か所にまとめられて、全部スッポリ入る救急箱を以下の記事で紹介しています。参考までにどうぞ。
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