【海外駐在歴8年】海外赴任者の運転免許証の更新について分かりやすく解説！

✅海外赴任前に運転免許証の更新をするために必要なもの（東京都の場合）
　・運転免許証
　・更新連絡はがき（はがきのない方も手続できます。）
　（注）外国人の方は、在留資格を確認できる書類等をお持ちください。
　・更新手数料

✅海外旅行の方（海外赴任の方はここに分類されます）
パスポート等、更新期間中に海外に出国するため手続ができないことを証明するもの

✅必要によりお持ちいただくもの
　・眼鏡、補聴器等を使用の方は、使用中の眼鏡、補聴器等
　・海外赴任等で住民票を除票されている方は、東京都内の滞在先における一時帰国（滞在）証明書と証明人の住所等が確認できる身分証明書の写しも提出して下さい
出典：警視庁HP「海外旅行、出産等の理由による更新期間前の更新手続」

一時帰国中に運転免許証の更新に必要なもの
１．更新申請書（免許センターや各警察署で作ります）
※更新申請書と併せて、病気の症状等についての「質問票」を提出する必要があります。質問項目に該当がある場合は、職員が症状等について具体的に話を伺うことになっています。
２．現在有効な運転免許証
３．住所変更の際は、そこが住所であることを証明する書類（本人宛の郵便物やそこに滞在していることを証明する書類（実家の世帯主等が作成したものなど。））※住所変更のある人のみ
４．申請用写真１枚（写真を持参したい場合のみ）
５．更新期間内にはまた出国している等やむを得ない理由の事実を証するに足りる書類
６．講習終了証明書等（高齢者講習、特定任意講習等を受けた方）
７．手数料
８．眼鏡、補聴器等を使用の方は、使用中の眼鏡、補聴器等
出典：警察庁HP「海外滞在中で日本の免許をお持ちの方」

外免切替
✅かつて⼀度でも日本の免許を受けたことがある者は、日本の免許失効後の期間を問わず、有効な外国等の免許を有する（日本の免許から切り替えた場合も含む。）ことを確認すれば、視⼒等の検査のみ（講習なし）で、日本の免許を取得
✅「外国等」の範囲に制限なし
✅外国等の免許を受けた後、その外国等に３月以上滞在することが必要
出典：警察庁HP「海外滞在者の運転免許証の更新等に係る特例について」

外国等の免許証を持っていない場合の救済措置
✅外国で免許を取得していない方は、失効後３年以内で、帰国後１か月以内であれば、更新と同じ手続で免許を取得することができます。
✅失効後３年（帰国後１月以内）のケースは、更新と同じ手続（検査・講習）のみで免許を取得可能（優良運転者等のステータスも継続可）
出典：警察庁HP「海外滞在者の運転免許証の更新等に係る特例について」

更新期限前に運転免許証を更新することにもデメリット
✅更新期間前に更新手続をすると、運転免許の有効期間が通常の更新より短くなる（例：ゴールド免許は通常5年間有効だが、有効期間が4年になるなど）
✅通常の更新手続きより、面倒なこと（例：パスポートなどの持参や、追加の書類の記入） etc.

本日のおさらい
✅海外赴任前や一時帰国中でも、更新期限前の運転免許証の更新ができる
✅海外滞在中に運転免許証の期限が切れてしまった人でも、外国等の免許を持っているなら、「外免切替」で比較的簡単に日本の免許を取得できる
✅海外滞在中に運転免許証の期限が切れてしまった人で、外国等の免許を持っていなくても、失効後３年以内で、帰国後１か月以内なら更新と同じ手続（検査・講習）のみで免許を取得可能
✅更新期間前に更新手続をすると、運転免許の有効期間が通常の更新より短くなる