初めての海外勤務前で、とにかく不安で仕方がない人
✅初の海外勤務前で、とっても不安だよ。
✅語学、治安、日本食・・・考えただけで不安が強くなって来るよ。
✅病気や車の運転も怖すぎる。海外の病院なんて、怖くて行けないよ。
✅そもそも海外の文化や習慣に慣れることができるかなぁ。
僕も海外赴任前は「自分なんかに海外勤務ができるのかな」ってとっても不安だったから、ケイタ君の気持ちがよく分かるよ。今日は、ケイタ君の不安を解消してあげるね。
✅本記事のテーマ
【海外駐在歴8年】海外勤務前の不安10選。これを読めば不安解消!
海外赴任って初めての人がほとんどなので、あれこれとっても不安になりますよね。以下の記事で期間別に準備することをまとめているので、参考にしてみてくださいね。
海外勤務前の不安①:英語なんて話せないよ!
海外勤務前の不安で最も大きいのが、やはり語学力(英語)ではないでしょうか。当然、海外では日本語は通じません。英語か、現地で使用されている言語を否が応でも学ばざるを得ません。
僕も英語苦手だから、海外勤務とっても不安だよ。やっていけるかな。。。
僕もフランスに行く前は、自分のフランス語が通じるのか、とっても不安だったよ。とにかく勉強するしかないね。英語が苦手な人向けに詳しく記事を書いから、これを参考にしてみてね。
続いて、私がどうやって「語学恐怖症を克服していったか」について説明していきます。
とにかく間違いを恐れずに語学を使ってみる
海外滞在歴8年を通じて感じたことですが、語学を最も早く上達させる方法は、「とにかく間違いを恐れずに語学を使ってみる」ことです。
私は海外留学前にフランス語をそれなりに勉強したつもりではいましたが、それでも現地人のフランス語のスピードや慣れない言い回しにとっても苦労しました。
時には間違った表現を使って、フランス人に笑われたこともあります(泣)。でも、こういう間違いをすると、頭の中に強烈にその印象が残って、正しい表現を記憶するようになります。人間は間違いを犯すからこそ、成長をしていくということを実感しました。
一度使った表現や分からなかった表現は必ず調べて覚える
このように間違った表現や分からなかった表現は、電子辞書で調べて、覚えるようにしていました。ポイントは「分からない表現や使った表現をそのままにしておかない」ことです。
あなたが子どもだったときも、覚えたての日本語を(無意識に)使ってみたことありますよね?それと同じで、言語は使ってみてナンボの世界です。日本語だったら簡単に使えても、外国語はそうはいきません。だからある程度努力して使って、覚えていくしかありません。
鈴木先生、僕は覚えるのがとっても苦手なんだ・・・どうしたらいいかな。。。
そういうときは実際にその表現を実際に使ってみるといいよ。
覚えるときは、暗記カードなどを使用するのもいいですが、実際に表現や単語を使ってみることを強くオススメします。
皆さんの言語情報は主に左脳で処理されていると言われていますが、実際に覚えたい単語や表現を使うことによって、その表現を使った場面がイメージとして右脳に記憶されます。左脳と右脳の両方で記憶することで記憶の定着が早くなります(これは実体験として間違いありません!)。
なお、私は分からない表現があったら、紙の辞書ではなく、電子辞書を使って調べていました。紙の辞書を使うのってやはり時間がかかって、とっても面倒なんですよね。私は留学中も海外で仕事をしているときも、いつも欠かさず電子辞書を持っていきましたよ。
語学を使うのに不安がある人は、オンラインレッスンで語学に慣れてみよう!
とにかく語学を使ってみるしかないのは分かったけど、いきなり外国人と話すのは怖すぎるよ。。。
そういう時は、オンラインレッスンを活用して話すことに慣れるといいよ。
私もそうでしたが、海外に行っていきなり習いたての語学を現地の人に使うのはとっても緊張するものです。海外滞在歴8年の私でも以下のように外国語を話すときは不安を感じていました。
「自分の言いたいことが相手に通じるかな。嫌な顔されたりしないかな。」
「自分の発音が相手に通じるかな。笑われたりしないかな。」
「最初はなんて話しかければいいのかな。失礼にならないかな。」etc
誰でも外国語を話すときは不安を感じるものだよ。この不安は語学を使うことで解消していくしかないんだ。
そこでオススメなのが、オンラインレッスンです!オンラインレッスンならいくら間違えても、先生が優しく直してくれます。また、病院での診察、市場での買い物、電化製品の修理といった感じで、あなたのニーズに合わせて、レッスンをカスタマイズすることができます!
オンラインレッスンか!なんで通学タイプじゃなくて、オンラインレッスンがいいの?
オンラインの方が安いし、ネット環境さえあれば、世界中どこからでもレッスンを受けられるからだよ。
以下に私がオススメするオンラインの情報を掲載しておきます。オンラインレッスンならこっそり語学を向上させることできて、海外生活をもっとエンジョイできるようになりますよ!
海外勤務前の不安②:日本より治安が悪いのは怖い!
海外勤務前の不安の2番目は「治安の悪さ」です。
日本で長く生活をしていると、治安がいいのが当たり前のように感じますが、正直、日本以上に海外で治安がいい国はほとんどないと思います!
ここでは海外で危険な目に遭わないようにする方法について解説します!
僕はここで説明する方法で海外で一度もスリや強盗に遭ったことがなかったよ。
とにかく危ないところには行かない!
海外で安全に暮らすためには、「とにかく危ないところには行かない!」ことが大事です。
危ないところの情報は、インターネットでも簡単に調べることができます(パリやニューヨークといった大都会なら日本語での情報もインターネット上に溢れています)が、一番いいのは、現地在住の日本人や現地人に聞くことだと思います。
勤務先の現地人スタッフでもいいですし、同僚や前任者などの日本人からでもいいです。とにかく「危ないところ」の情報を集めることが大事です!また、夜間一人で外出や、夜間での人通りの少ない通りを通るなど、基本的な安全対策も行う必要があります。
因みに外務省海外安全ホームページでは、国別で海外の安全情報(例えば、デモやテロ情報、最近流行っている強盗の手口など)を公表しています。赴任される前に必ずチェックするようにしましょう。
海外勤務時のお金の持ち方は分散管理が基本!
でもさぁ。それでもお金は持ち運ばないといけないでしょ。どうしたらいいの??
海外でお金はとにかく分散管理することを意識しよう!
海外でのお金の持ち方の基本は、分散管理です。私が留学中や海外勤務中は、小銭入れに最低限の小額紙幣とコイン、クレジットカード1名を入れて、ポケットか胸ポケットに小銭入れを入れていました。それに加えて、パスポート、滞在許可書、紙幣などは以下のようなセキュリティポーチに入れて、毎回持ち運んでいました。
このように最低2か所に分けることにより、例え小銭入れを盗まれたとしても、最小限の被害に食い止めることができます。
このセキュリティポーチは値段もそれほど高くなく、服の下に隠すこともできるため、かなりオススメです!セキュリティポーチ1つで、楽しい海外生活がスリや強盗のリスクを激減できるのなら、買わない選択肢はないでしょう。
海外勤務前の不安③:日本食が食べられなくなる!
次の海外勤務前の不安は「日本食が食べられなくなる!」です。この不安は、私も強く感じました。なぜなら私は毎朝ご飯に味噌汁がないと生きていけない人だからです(泣)。
最近は海外で日本食ブームが起こっているとはいえ、アフリカような僻地に勤務することになったら、現地に日本食なんてほぼ売っていません(良くて醤油があるくらい)。
また、シンガポールのような都会でも「わかめが手に入りにくい」など、赴任先によって「日本食のある・なし」が異なります。
そこで赴任先の事情に合わせて日本食をある程度、日本から海外に持っていく必要があります。
でもさぁ、どの日本食を海外に持って行った方がいいの?
海外滞在歴8年の僕がオススメする日本食10選を以下の記事で紹介しているから、参考にしてみてね。
以下の記事で色んなタイプの味噌汁と納豆を徹底比較しているので、こちらも参考にしてくださいね。
海外勤務前の不安④:住居ってどうやって探すの?
次の海外勤務前の不安は、「住居」です。どこの住居に住むかは、海外生活をエンジョイできるかどうかのかなり重要なポイントになります。そのため、多くの人が大変心配しているのではないでしょうか。
住むところってすごく大事だよね。部屋の広さやお隣さんとの関係だけじゃなくて、治安や勤務先への近さや、スーパーが近くにあるのかなど細かい点も気になるしね。
住居探しってとっても心配だよね。ここでは僕が経験した住居探しの方法を3つ紹介するよ。
ここでは海外勤務時の具体的な住居の探し方について説明していきます。なお、この住居の探し方はあくまで一時的に海外に赴任される方を想定しているもののため、海外に移住される方向けの情事法ではありません。
前任者からの引継ぎ
まず、最も簡単な方法は、「前任者が住んでいた住居を引き継ぐこと」です。
この記事をご覧の方は、公務員や会社員の方で海外に一定期間赴任することになった方が多いと思いますが、そのような一定期間赴任する場合は、人事ローテーションの関係で前任者がかなりの確率でいると思います。
その前任者が住んでいた住居をまるまる引き継いでしまおう!という作戦です。
確かに前任者から住居を引き継ぐのが最も簡単だね!
でもね、僕は前任者から引き継いだら、とっても苦労したこともあったんだ。以下にその一例を示すね。
前任者から住居を引き継いで苦労したこと
✅前任者が気にしていなかったこと(例:騒音、虫の多さ、掃除の苦労など)が必ずしも自分の気にしないことになるとは限らない
✅前任者(一人暮らし)と家族構成が異なったため、部屋が手狭になった
✅前任者の負の遺産(例:使えない使用人や掃除人など)も引き継がざるを得なかった etc
もし前任者から引き継いだ住居が気に入らず、別の家に引っ越したい!となったら、次の「現地スタッフに探してもらう」に移ります。
現地スタッフに探してもらう
次の住居の探し方は「現地スタッフに探してもらう」です。
海外赴任される方には、ほぼ間違いなく事務所などに現地スタッフがいます。その中には赴任者の生活の立ち上げ(例:滞在許可書の作成、銀行口座の開設など)を担当してくれるスタッフがいることが多いです。
その現地スタッフの方に自分の希望(例:家族構成、家の広さ、階数、どのエリアか、家賃の上限など)を伝えて、その現地スタッフに現地の不動産業者との調整をやってもらいましょう。いくつか希望の物件情報をもらって、内覧してから、提示された住居に住むかどうか決めましょう(この辺りは日本と流れは同じですね)。
僕はそもそも現地スタッフに英語で細かい要望なんて伝えられないよ!どうしたらいいの??
その現地スタッフが日本語が話せなかったら、住宅関連の英語を特訓して、自分の希望を伝えるしかないよ。
現地スタッフに英語で指示するなんて結構ハードル高いですよね(泣)。私もそうだったので、皆さんの気持ちがよく分かります。こういう場合も予めシミュレーションしておけば大丈夫です。
具体的には以下のワールドトークのレッスンで先生に現地スタッフ役をやってもらって、練習をすれば大丈夫です!
ワールドトークには海外経験の豊富な先生が多く、このようなきめ細かいシチュエーションも日本語で細かく指定できるので、本番前のいい練習になりますよ!
自分で探す
そして最終手段は「自分で探す」です。これは語学力も度胸も体力も求められるため、初心者の方にはオススメはできません。
もし色んな事情があって自分で住居を探すことになった場合は、多少なりとも英語ができる人でも緊張すると思います。私も海外駐在中に不動産業者と直接やり取りをしたことが何回もありますが、その度にかなり緊張をしたのを覚えています。
鈴木先生ほどのベテランでも不動産業者とのやり取りは、緊張するんだね。
そうだよ。コツは毎回事前に聞かれそうなことを想定して準備しておくことだね。
先ほどの「現地スタッフに探してもらう」でも説明しましたが、予めシミュレーションをしておくことがここでも重要になります。自分一人でシミュレーションができる方は問題ないと思いますが、「そんな一人でシミュレーションなんかできないよ!助けて~!!」という方は、以下のワールドトークで日本人講師の方に手伝ってもらいましょう!
ワールドトークの日本人講師は海外在住者や海外経験者が多いので、こういう住居探しに慣れている講師の方もいると思います。オンラインだから海外からでもレッスン受けられるし、きめ細やかなシミュレーションにも対応できるので、オススメですよ!
海外勤務前の不安⑤:どの服を持っていけばいいの?
次の不安は「どの服を持って行けばいいの?」です。やはり衣食住は気になりますよね。
UNIQLOなどのお馴染みの日本企業が海外にも展開しているため、赴任先で洋服を購入することもできますが、基本的には日本からなるべく服は持参した方がいいと思います。その理由は以下のとおりです。
海外の赴任先に日本から服を持って行くべき理由
海外の赴任先に日本から服を持って行くべき理由
✅日本人と現地の人では体格や骨格が違うため、服が合わないことがある(例:フランスのUNIQLOでダウンを買っても、腕の部分が少し長いのに、胴体部分は少し短かった印象)
✅円安やUNIQLOなどの衣料品店の影響で、日本で洋服を購入した方が安い場合がある
✅海外で購入した洋服には、洗濯やクリーニングなどが可能かどうかのタグが海外仕様の表記で書かれているため、その意味を理解するのに苦労する etc
僕も海外でスーツを購入しようと思ったことがあるんだけど、ズボンが細すぎて僕には合わなかったよ。スーツは日本で購入したものを必ず持参しよう。
日本から服を持参すると、荷物かさばるんじゃないの?
でもさぁ、日本から大量に服を持参したら、荷物かさばるんじゃないの?スーツケースの中にそんなに荷物入らないよ。
そういうときは海外赴任用の圧縮袋を使うといいよ。以下にオススメする圧縮袋3選を詳しく説明してあるから、参考にしてみてね!
因みに、僕がオススメする海外赴任向けのスーツケースは以下の記事で紹介しているよ。とにかく軽くて荷物がたくさん入るスーツケースを厳選してるよ。
海外勤務前の不安⑥:病気やケガをしたらどうしよう?
次に海外勤務前の不安は「病気やケガをしたらどうしよう」です。
実際、私も海外では「下痢、発熱、腹痛、痺れ、嘔吐、足の裏の痛み、腰痛」など多くの病気やケガを経験しました。幸い大事には至りませんでしたが、やはり海外で病気やケガをすると、日本以上に不安になります。
ここでは私が海外滞在8年の間にどうやって病気やケガを乗り越えてきたのかについて説明します!
鈴木先生も海外で病気になって苦労したんだね。僕も海外に行って大きな病気になったら、って考えると不安で仕方ないよ。
僕も不安だったけど、何とか乗り越えられたよ。主にフランスでの経験を話すね。
なお、職場で海外での病気などに適用される海外旅行保険があれば、必ず加入するようにしましょう。
海外赴任が多い会社では通常よりかは安価で海外旅行保険に加入することができます。ちょっと手続きは複雑でしたが、お金の心配をすることなく、海外で医療を受けられる安心感は大きいですよ。
海外での病気やケガはとっても不安ですよね。以下に病気・ケガ対策の記事を載せておきますので、参考にしてください。
かかりつけ医を決めておく
まず、かかりつけ医を決めておきましょう!。これは日本でも同じですね。
住む場所が決まったら、近所のかかりつけ医を探しましょう。病気になってから探しては遅いです。日本みたいに簡単に見つかるとは限りません。かかりつけ医の情報は、近所のスーパーと同じくらい大事な情報です。
でもどうやって近所のかかりつけ医を探したらいいの??
一番いいのは近所の人や同僚に聞くことだね。それでも見つからない場合は、とりあえず受診してみて、良し悪しを決めるしかないね。
当然ですが、かかりつけ医は「前回は風邪ひいたよね」とか、「胃腸が弱いよね」などのあなたの状況を一番よく理解しています。
良いかかりつけ医と巡り合えるかは運次第ですが、海外生活を有意義に過ごすには欠かせない存在ですので、頑張って探しましょう!
日本語ができる医師もいる場合がある
でも、自分の症状を外国語で説明するなんて、僕にはムリだよ。。。
その場合は日本語ができる医師がいるかどうか、一度調べてみよう。
私もそうですが、自分の症状を外国語で説明するのってかなり大変ですよね。私も変な体の痺れがあったときは、これを外国人の医師に説明するのにとても苦労しました。
そういう時は、まず赴任先の都市で日本語ができる医師がいないか、確認をしてみましょう!
例えば、パリの場合は、日本大使館HPの医療情報ページに日本語の通じる病院・医師という情報が載っています!産婦人科や歯科などの情報が掲載されていますね。
また、この他にもインターネットで赴任先の医療情報を日本語で発信しているブログ(体験記のようなもの)もありますので、一度日本語で探してみることをオススメします!
海外で日本語で医療が受けられたら、とっても安心だね!
日本語ができる医師がいなかったら、どうなるの??
でもさぁ、近所に日本語ができる医師がいなかったら、現地の病院に行かないと行けないの?病気のことなんて英語で説明できないよ!
その時はシミュレーションをオンラインレッスンでしておくのがいいよ。
病院に行くのってとっても怖いですよね。「医療単語なんて知らないよ!」、「何聞かれるのか分からないよ!!」など、あなたの気持ちはよ~く分かります。私も何度も海外で病院行きましたから(笑)。
こういうときも、病院についてからの「受付、実際の問診・診察、会計、次回の予約など」をシミュレーションをしておくことが重要になります。
自分一人でシミュレーションができる方は問題ないと思いますが、「そんな一人でシミュレーションなんかできないよ!助けて~!!」という方は、以下のワールドトークで日本人講師の方に手伝ってもらいましょう!
ワールドトークの日本人講師は海外在住者や海外経験者が多いので、実際に海外での病院を受診した経験を持っている講師の方もいると思います(実際、私の知り合いのワールドトークの日本人講師は結膜炎で海外の病院に行きました)。
オンラインだから海外からでもレッスン受けられるし、病院のきめ細やかなシミュレーションにも対応できるので、オススメですよ!
海外勤務前の不安⑦:海外の文化や習慣に馴染めるかな?
次の不安は、「海外の文化や習慣に馴染めるか」です。「海外の文化や習慣に馴染めるのか」という点は、海外勤務の多くの方が実は、意外と意識していません。なぜなら、「海外の文化や習慣に馴染めるのか」という不安より、衣食住の不安の方が大きいからです。
でも、衣食住の不安が解消してきて、生活に落ち着きが出てくると、必ずこの海外の文化と習慣に多かれ少なかれ悩まされることになります。
例えば、海外でレセプションなどに招待されるときに、日本人は会場の5分前に行きがちですが、海外では少し遅れて行くのが礼儀です。なぜなら、会場前に行っても、レセプションの準備が終わってないかもしれないからです!
僕も特にアフリカで現地人の習慣にとっても悩まされたよ。そんな僕の苦労話を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
海外の文化って慣れるまで大変そうだね。どうやって対処したらいいのかな?
僕が意識していたことは以下の3点だよ
日本とは異なる海外の文化や習慣への対処法(鈴木流)
①郷に入ったら郷に従う。
②異なる文化や習慣の背景を探る(例:現地の人になぜそうするの?と聞いてみる)。
③基本的には何事も受け入れて、異文化体験を楽しんでみる。
まずは外国の文化や習慣に合わせて、楽しんでみるってことだね!
そうだね。加えて、どうしてそんな文化や習慣になったのか考えてみると、その国をもっと理解できるようになるよ。
海外勤務って一生に一度あるかないかですよね?そんな貴重な体験ができるのに、いちいち日本との違いばかり気にしていては、せっかくの海外生活が台無しですよ!
だったら、もっとポジティブに捉えて、海外の文化や習慣を演じるような気持ちで臨むと、海外生活に対する不安もなくなっていきますよ!!
海外赴任先での外国人スタッフとの仕事のコツに関する以下の記事も参考になると思うよ。
海外勤務前の不安⑧:移動手段は車しかないのかな?
次の不安は「移動手段」です。
基本的に電車、バスなどの公共交通機関がある場合は、それを積極的に利用しましょう!もしパリに駐在することになったら、パリならメトロ、バス、トラム、RER(パリとパリ近郊を結ぶ電車)などありとあらゆる交通機関があるため、車を保有する必要がありません。
一方、パリとは異なり、海外には日本ほど公共交通機関が発展していない国や都市もあります。そうなると、場合によっては車での移動も検討することになりますが、基本的に海外での車の運転はオススメしません。
海外での車の運転をオススメしない理由
僕が海外での車の運転をオススメしない理由は以下のとおりだよ。
海外での車の運転をオススメしない理由
✅日本と比較して、交通マナーが悪い国がほとんど
✅道路の整備状況が良くないことが多い(例:道路に穴が空いているなど)
✅自動車を購入しても、離任前に自動車を売るか、誰かに譲る必要があり、面倒
✅慣れない海外の道路や交通マナーのため、事故の可能性が上がる
✅自動車が故障等のトラブルに遭ったときも、外国語を使って対応する必要がある etc.
うわぁ。デメリットだらけだね。でも、車しか移動手段がなかったら運転するしかないよね?
そうだね。実際に南アフリカみたいに治安が悪すぎて、車でしか移動できない国もあるからね。
海外での運転に不安ならば、個人的に運転手を雇うこともアリ
でもさぁ、海外で運転するなんて僕にはムリだよ。どうしたらいいかな?
国によるけど、賃金の安い国なら個人的に運転手を雇うのもアリだよ
私は日本で普通自動車の運転免許証を持っていますが、それでも海外では車は運転したくありません。なぜなら単純に海外での運転が怖いからです。
そのため、対応策としてはアフリカなどの賃金の安い国で「個人運転手」を雇うことをオススメします。私も今まで合計3名の個人運転手をアフリカで雇っていました。確かにお金はかかりますが、それ以上に自分で車を運転するストレスやリスクを軽減することができました。
この賃金は安全料や保険料だと考えれば、それほど高いものではないと思います!
ただ、いい運転手に巡り合えるかは運次第だよ。僕の体験談を掲載しておくので、気になる方は見てみてくださいね!
それでも海外で運転をしたいという方は・・・
まだ自動車免許を持っていないけど、海外ではどうしても運転をしなければいけないという人は、合宿免許で免許を取得するのをオススメするよ。参考に記事を貼っておくね。
海外で自由に車が使えないと、家に引きこもりがちになってストレス溜まるから、やっぱり運転免許を取得した方がいいよね。
あと、「海外赴任中の運転免許証の更新ってどうするの?」っていう悩みを持っている方も多い課と思います。そういう方には、以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
海外勤務前の不安⑨:海外で床屋や美容院になんて行けないよ!
次は、「海外での床屋や美容院」に関する不安です。
この床屋・美容院問題はかなり切実です。髪の長い女性の場合はそれほどの頻度ではないですが、髪が短い方は最低でも2ヵ月に一度は髪を切りたいところです。
海外で散髪ができないと、かなりストレスが貯まるんだ
また、散髪の際に理髪師や美容師の方に自分の髪型を伝えるのって日本語でも結構難しくありませんか?これを外国語でするなんて・・・結構大変ですよね。
今回は誰でも避けては通れない「床屋・美容院」に対する不安への対処法について解説したいと思います。
日本人のいる床屋や美容院に通う
まずオススメしたいのが、日本人のいる床屋や美容院に通うことです。
先進国の大きな都市には、日本人が経営する床屋や美容院が大体あります。実際、私が駐在していたパリには日本人経営の床屋や美容院が結構あり、私も大変お世話になりました。
ただ、フランスでも地方都市になると、そもそも日本人自体が少ないため、日本人経営の床屋や美容院はレアになります。
まずは駐在することになる「都市の名前 床屋or美容院 日本人」といったキーワードでインターネット検索してみましょう。
確かに日本人がいる床屋や美容院が見つかったら、サイコーだね!
現地人の床屋・美容院に通う
ただ、日本人の理髪師や美容師がいるお店なんて、なかなか見つからないものです。そうなると、次の手段としては、「現地人の床屋・美容院に通う」ことになります。
日本の場合は、どこのお店に行っても、ある程度質が保証されますが、海外の場合は理髪師や美容師のレベルが低すぎて、悲惨な目に遭うこともあります。
実際、フランスの地方都市で地元の人が多く集まる床屋に思い切って行ったところ、5分くらいの作業で丸坊主に近い悲惨な髪型にさせられました。
ただ、近くの別の美容院に行ったら、かなり私の要望通りに髪を切ってもらえました!つまり、いい床屋や美容院に出会えるかは、運次第っていうわけですね。
でもさぁ、英語で自分の髪をどう切ってもらいたいかなんて、上手く言えないよ。
事前に練習しておいたら、怖くないよ。
床屋・美容院で何を言わないといけないのか、何を聞かれるか、事前にシミュレーションをしておくことが大事です。
自分一人でシミュレーションができる方は問題ないと思いますが、「そんな一人でシミュレーションなんかできないよ!助けて~!!」という方は、以下のワールドトークで日本人講師の方に手伝ってもらいましょう!
ワールドトークの日本人講師は海外在住者や海外経験者が多いので、実際に海外での床屋や美容院に行った経験を持っている講師の方もいると思います(実際、私の知り合いのワールドトークの日本人講師も海外の美容院に行ってました)。
オンラインだから海外からでもレッスン受けられるし、自分の髪へのこだわりが実際に相手に英語で通じるのかチェックできるので、オススメですよ!
最終手段:自分で髪を切る、もしくは家族などに髪を切ってもらう
でもさぁ、日本人が行けそうな安全で清潔そうな床屋や美容院がない国に勤務していたらどうしたらいいの?
その場合は、自分で髪を切るか、家族などに髪を切ってもらうしかないね
特に発展途上国に駐在する場合、どうしても安全で衛生そうな床屋や美容院が見つからない場合があります。以下の写真はサンプルですが、アフリカには本当にこのような床屋や美容院が多くありました!
皆さんはこんな床屋や美容院に行く勇気はありますか?私にはありません!だって怖いですから!!
こういう状況になった場合、最終手段として「自分で髪を切る」もしくは「家族に髪を切ってもらう」を選択せざるを得ません。
「自分で髪を切る」もしくは「家族に髪を切ってもらう」にはある程度、道具を揃えておく必要があります。具体的には、以下の3つは必要です。
「自分で散髪する、もしくは家族に散髪してもらう」のに必要な道具
✅バリカン
✅ハサミ(何でもOK)
✅散髪用ケープ
僕がオススメするバリカンと散髪用ケープを紹介するよ。
子どもの髪を切る時って、子どもが良く動いて髪が床に散乱するんですよね。このケープがあれば、床に散らばった髪の毛の掃除なんて心配しなくて大丈夫だよ!
海外勤務前の不安⑩:眼鏡やコンタクトレンズが壊れたら、どうなるの?
鈴木先生は眼鏡しているけど、海外で眼鏡やコンタクトレンズが壊れたら、どうしよう。
海外で眼鏡やコンタクトレンズが壊れたらって考えたら不安だよね。その対応策を説明するね。
必ず予備の眼鏡やコンタクトレンズを持って行く
まず、必ず予備の眼鏡やコンタクトレンズを海外に持って行くようにしましょう!
日本でもそうですが、眼鏡やコンタクトレンズって結構壊れるんですよね。もちろん海外で眼鏡を作ることもできますが、海外で眼鏡を作るってかなり勇気がいります。そもそも語学が分からないし、日本みたいに細かい調整(例:レンズを細くするなど)をしてくれるか分かりませんね。
私は韓国で一度だけ眼鏡を作ってもらいました。その時は友人の韓国人に通訳をしてもらったので、眼鏡を無事に作ることができました。
でも、海外勤務初めての方がいきなり現地の眼鏡やコンタクトレンズを扱うお店に行って、眼鏡やコンタクトレンズを作るのはかなりハードルが高く、ストレスも貯まるでしょう。
また、眼鏡やコンタクトレンズを作るのに医師の処方箋が必要な国(例:フランス)もあります。
そのため、眼鏡やコンタクトレンズは必ず日本から予備を持参するようにしましょう。
コンタクトレンズの洗浄液は日本から持って行った方が安心?
コンタクトレンズを使っている人は、いつもの洗浄液を海外に持って行った方がいいのかな?
僕の友人は日本から大量にコンタクトレンズの洗浄液を持って行っていたよ。その方が安心だよね。
コンタクトレンズの洗浄液自体は、海外の薬局などで比較的簡単に購入することができます(国にもよりますが)。ただ、毎日使うものであるため、日本で使っている洗浄液を可能な限り日本から持って行った方が安心はします。
ただ、海外に持っていける荷物は量が限られるため、コンタクトレンズの洗浄液を持って行くべきかは、人によって異なると思います。「コンタクトレンズの洗浄液より、日本食の方が心配!」という方もいますし、「日本食なんかよりコンタクトレンズの洗浄液の方が心配!!」という方もいるでしょう。
そのため、自分の中で何を優先すべきかよく考えて、持参すべきものを海外に持って行きましょう!それで「やっぱりコンタクトレンズの洗浄液も不安だ!」という方は、コンタクトレンズの洗浄液も持って行くようにしましょう!
海外勤務前の不安10選。これを読んで不安解消!~まとめ~
いかがでしたか?最後に今日のおさらいをしておきましょう!
海外勤務は日本とは何もかも違うので、ストレスが溜まりやすくなります。ストレスを溜め込みすぎると、うつ病や不眠症などになることもあります。海外では意識して、ストレスを発散していきましょう!
もし不眠症や胃の調子などが悪くなってしまった場合は、ある程度、自力で対処する方法もあります。こちらの記事を参考にしてくださいね。
その他の海外勤務に関係する不安を以下のとおりまとめましたので、参考にしてみて下さい!
今日の記事で海外勤務前の不安が少しでも軽減されれば嬉しく思います!有意義な海外生活をしてきてくださいね。
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