【海外滞在歴8年】ヨーロッパで遭ったスリの手口5選と対応策を解説!

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【海外滞在歴8年】 ヨーロッパで遭ったスリの手口5選と 対応策を解説! 国際的に活躍!コース
ケイタ君
ケイタ君

ヨーロッパでのスリが怖くて、スリの手口を調べている人
✅海外でスリに遭わないようにスリの手口を事前に知りたい!
✅スリの被害に遭った事例だけでなく、スリを回避した事例も知りたい!
✅特にヨーロッパでのスリの事例を知りたい!

今日はこういった疑問について説明していくよ

鈴木先生
鈴木先生

本記事のテーマ
【海外滞在歴8年】ヨーロッパで遭ったスリの手口5選と対応策を解説!

ヨーロッパで遭ったスリの手口5選
高額紙幣の両替を求められる(ドイツ・フランクフルト)
路面電車でポケットに手を入れられる(ポルトガル・リスボン)
大通りでリュックサックを開けられた(フランス・パリ)
小銭を道端にわざと落とし、注意を反らす(イタリア・ローマ)
ミサンガを強引につけられそうになる(イタリア・ローマ)

記事の信頼性
筆者は元外交官。元国家公務員。アフリカを含む仏語圏に合計8年間滞在経験あり。
40ヶ国以上に旅行経験あり。海外でスリに遭った経験は一度のみ。
海外一人旅の経験も豊富で、経験から学んだ「スリに遭わないための対策」を独自に習得

読者の皆さんへの前置きメッセージ
 本記事は「ヨーロッパで遭ったスリの手口」を調べている方向けの内容になります。ここで紹介しているスリの手口は実際に私がヨーロッパにいたときに遭ったものです。未遂がほとんどですが、1度だけスリにやられてしまったこともあります。

 私は皆さんが海外旅行中や海外駐在中に、スリに遭って欲しくない!と願っているため、自分が経験したスリの内容を記事にして、皆さんにお届けします。

 本来、このような自分のミスを公開するのは個人的に少し気が引けます。しかし、私は日本人が海外でスリに狙われるという現実を見過ごすことはできず、何より皆さんに楽しい海外旅行や海外生活をしてもらいたいから、スリ手口の記事を書くことにしました。

 この記事が皆さんの不安の解消に役立てば、大変嬉しく思います!

鈴木先生
鈴木先生

因みにヨーロッパでは観光客を狙って、署名や募金してくれないか?って近づいてくる人がいますが、基本的にはスリだと思って無視しましょう!

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スリの手口①:高額紙幣の両替を求められる

高額紙幣は持ち歩かないようにしましょう!

 まず、私が20年前にドイツのフランクフルト駅で遭ったスリについて紹介します。本当にこんな単純なスリに引っかかってしまい、恥ずかしい限りですが、皆さんの参考になればと思います!

 フランクフルト駅構内を歩いていた私は、20代から30代くらいの白人の女性に「この高額ユーロ札(確か100ユーロ札)を両替してくれないか」と、いきなり話しかけられました。

 海外2回目の私は、慣れもあり、かなり警戒心が薄らいでいました。私はうかつにもポケットの中から、財布を出して、両替に必要な分だけのユーロ札をその女性に渡しました

 その時は「いいことしたな」くらいにしか思っていませんでしたが、あとでホテルに戻って財布の中を確認すると、5万円くらいユーロ札がなくなっていました(いつ抜き取られたか不明)!!その時、あの両替の際に、女性からお金を抜き取られたことに気付きました。本当にショックで、立ち直るのに2週間くらいかかりました。

鈴木先生
鈴木先生

でもね、このときの経験があったからこそ、その後約20年間、海外でスリに遭ったことはないよ。

教訓

✅駅などでむやみに財布を出さない
✅海外で自分に話しかけてくる人には要警戒

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スリの手口②:路面電車でポケットに手を入れられる

 次は、ポルトガルのリスボンで路面電車に乗ろうとしたときに、スリに遭いそうになった話です。

 今から15年ほど前、ポルトガルのリスボンを1人で旅行していた私は、路面電車に乗ろうとしました。1日乗車券のようなものを路面電車の所定の機械にタッチしたにも関わらず、その機械の横にいたおじさんから「ここに乗車券をタッチしなさい」と言われました。

 「あれ、自分はもうタッチしたはずなのに」と思いつつ、もう一度乗車券をタッチすると、ズボンの左前のポケットに知らない男性の手が入ってきました。私はその財布を握りしめながら、路面電車に乗ったため、この男性の手がポケットに入ってきた瞬間、その男性の腕を捕まえました。

 そうしたら、この男性は「なんで腕をつかむんだ!〇△×□…」と大声で私を怒鳴りつけました。私は「ごめんごめん」みたいに軽く謝り、その場は何事もなく終わりました。

ケイタ君
ケイタ君

腕をつかんだくらいで、怒るのもおかしいよね。

 路面電車を降りて、落ち着いて考えてみると、路面電車内の機械の近くにいたおじさんと、ポケットに手を入れてきた男性はグルだということに気付きました。未遂に終わって良かったですが、やはり用心しないとダメだと、気を引き締めました。

鈴木先生
鈴木先生

スリは複数で動くこともあるから、いつも周囲を気を付けよう!

教訓

✅スリは複数人で行われることがあることを認識しよう
✅海外で自分に話しかけてくる人には警戒

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スリの手口③:大通りでリュックサックを開けられた

そのリュックサック狙われているかも!

 次は、パリ在住中にシャンゼリゼ通りを歩いていたときに、リュックサックを開けられた話です。

 パリのクリスマスマーケットがシャンゼリゼ通りで行われていました。そこを息子と歩いていた私は、少し人通りが多いところを通っていました。

 その前に「この人、なんか怪しい!」という男性(確かアジア系)が私の後ろを歩いていました。私は、いつものように右手で財布を握りしめ、左手で息子の手を握って警戒していました。人混みを抜けたところで、背中に背負っていたリュックサックが開けられていることに気付きました

 ただ、リュックサックにはペットボトルとビニール袋くらいしか入っていなかったため、何も取られませんでした。このリュックサックがカモフラージュとなり、スリを惑わしたことになります。

 何はともあれ、人通りの多いところでは、リュックサックの中に貴重なものを入れることのないようにしましょう

鈴木先生
鈴木先生

この時も財布は、小銭入れとシークレットポーチの2つ持って、分散管理をしていたよ。

教訓

✅リュックサックに貴重品を入れないこと
✅特に人通りの多いところでは、リュックサックは前に抱えるなど、警戒しよう!

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スリの手口④:小銭を道端にわざと落とし、注意を反らす

ユーロの硬貨

 次の手口は、小銭を道端にわざと落として、注意を反らした隙にスリをする手口です。

 約10年前にローマを旅行していたときです。噴水の近くで、いきなり男性(50代くらい)が1ユーロなどの硬貨を落としながら、歩いていました。この男性を見たときに「何、この人?大丈夫??」と思いましたが、そう思わせるのが作戦でした。

 後で同じような手口がないかインターネットで調べたところ、やはり硬貨をわざと落として、観光客の注意を引き、その隙にスリを行うというものでした。

鈴木先生
鈴木先生

スリはありとあらゆる手段を使って、あなたの大事な貴重品を狙ってくるってことですね。

教訓

✅スリはあの手この手で観光客の注意を引き、その隙でスリを行う
✅事前にスリの手口をインターネットなどで調べるようにしよう!

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スリの手口⑤:ミサンガを強引につけられそうになる

 最後は、「ミサンガを強引につけられそうになった」事例を紹介します。この手口はスリではないのですが、海外ではよくある騙しの手法なので、ここで学習しておきましょう。

 約20年前にローマを1人で旅をしていたとき、前からミサンガを売る男性(30代くらい)が私に話しかけてきました。その男性は私に「このミサンガを君にあげるよ」と言って、私の腕にミサンガを付けようとしてきました。

 私は明らかに怪しいと思い、「いらない!」と何度も言い返しましたが、その男性は必死にミサンガを私の腕にはめようとしてきました。私は腕にミサンガをはめられないように、何とか断り、その場を逃げ出して、事なきを得ました。

 あとでインターネットで調べてみると、これと同じような事例が行われていることに気付きました。恐らく、私の腕にミサンガがはめられた時点で、これは君のミサンガだから、お金を払え」という展開になっていたと思います。

鈴木先生
鈴木先生

海外では不要なものは不要とはっきりと言わないと、不当な請求をされることがあるから気を付けよう!

教訓

✅不要なものは不要とはっきり意思表明をしよう
✅怪しいと思ったら、その場から逃げることも大事

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まとめ

 いかがでしたか?ヨーロッパで実際に私が遭ったスリの手口5選を紹介しました。最後にスリに遭わないようにするために意識することをまとめました。

スリに遭わないようにするために意識すること
✅駅などでむやみに財布を出さない。リュックサックに貴重品を入れない
✅海外で自分に話しかけてくる人には要警戒
✅スリはあの手この手で観光客の注意を引き、その隙でスリを行う
✅スリは複数人で行われることがあることを認識しよう
✅特に人通りの多いところでは、リュックサックは前に抱えるなど、警戒する
✅不要なものは不要とはっきり意思表明をしよう
✅怪しいと思ったら、その場から逃げ出すことも大事
✅事前にスリの手口をインターネットなどで調べよう

鈴木先生
鈴木先生

スリに遭わない対策については以下の記事でも解説しています。参考にしてみてくださいね。

鈴木先生
鈴木先生

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