アフリカ駐在を言い渡されてショックを受けている人
✅ この間、上司からアフリカ駐在を言い渡されて、かなりショックを受けたよ。
✅ アフリカ駐在ってメリットあるのかな?デメリットしか思いつかないよ。
✅ 分かりやすくアフリカ駐在のメリットを教えてほしいよ。
アフリカ駐在歴4年の僕が、アフリカ駐在をオススメする理由を分かりやすく説明していくね。
✅本記事のテーマ
【アフリカ赴任歴4年】アフリカ駐在をオススメする理由8選について徹底解説!
✅読者の皆さんへの前置きメッセージ
本記事は「アフリカ駐在を言い渡されたけど、アフリカになんか行きたくない!アフリカ駐在ってデメリットしかないよ」と嘆いている方にアフリカ駐在をオススメする記事です。
私もアフリカ行きが決まったときは、「アフリカってマラリアや黄熱病もあって怖いし、治安も悪そう。本当にアフリカ勤務大丈夫かな」とあれこれ心配しました。実際、ネットで出ているアフリカ駐在の話は、どちらかというと、苦労話をするものが多いですね。
でも、4年間のアフリカ駐在生活を経て、アフリカ駐在には多くのメリットがあることも感じました。
この記事を読めば、アフリカ駐在のリアルな長所が分かり、アフリカ駐在に向けて、前向きな気持ちになれると思います。せっかくのアフリカ勤務なので、少しでも勤務前の不安を払拭して、楽しいアフリカ生活を存分に満喫していただけたら、大変嬉しく思います!
アフリカ駐在オススメ理由①~日本では貴重なアフリカ駐在歴を得られる~
アフリカ駐在をオススメする最初の理由は、「日本では貴重なアフリカ駐在歴を得られる」からです。
あなたの友人や知人にアフリカ駐在をしたことがある人っていますか?私はアフリカに実際に駐在していたので、アフリカ駐在経験者を多く知っていますが、一般の方々の場合、アフリカ駐在したことがある人なんてまず知り合いにいないですよね?
それだけアフリカ駐在をする人というのは珍しいのです。珍しいからこそ、「アフリカ駐在歴」という貴重な経歴をあなたは手にします。この「アフリカ駐在歴」という経歴を使って、以下のお医者さんのように本を出す人もいます(あまりレビューが良くありませんが)。
また、このブログのネタの多くや「サブサハラアフリカ出身学生向け日本留学奨学金」構想もアフリカ駐在があったからこそ生まれたものです。アフリカに駐在したからこそ、自分の進むべき新たな進路が見えてきました。
あなたもアフリカに駐在して、日本では大変珍しい「アフリカ駐在歴」を手に入れ、新しい自分を見つけましょう。
アフリカに駐在しなかったら、今の私はいないだろうね。それほどアフリカ駐在は私にとって大きい出来事だったよ。
アフリカ駐在オススメ理由②~家事が楽になる~
次にアフリカ駐在をオススメする理由は、「家事が楽になる」からです。
アフリカのような発展途上国に赴任する場合、人にもよりますが、清掃、料理、洗濯、運転などを行うお手伝いさんや運転手を雇うことがあります。
お手伝いさんらを雇ったとしても、それほど高価ではなかったです(例えば、マリの場合、運転手に月~土勤務で約2万円/月の給料を払っていました)。また、マンションによっては、家賃にスタッフによる清掃代金が含まれている場合もあります。
アフリカの家の多くは無駄に大きく、広いため、とにかく掃除が大変です。掃除だけで何時間もかかってしまうのでは、せっかくの海外生活が台無しです。そのため、我が家では家の警備員に清掃をお願いしたり、お手伝いさんを雇ったりして、掃除をお願いしていました。
でもね、掃除をお願いしていたお手伝いさんのパフォーマンスが悪くて、クビにしたこともあります。関心のある方は、こちらをご覧ください。
因みに、洗濯と食器洗いに関しては、結構雑だったので、お手伝いさんにお願いせず、自分でやっていました。いいお手伝いさんや運転手に巡り合えるかは、運次第です。いいお手伝いさんや運転手に巡り合えたら、あなたの家事はとても楽になりますよ。
因みに「運転くらい自分でして、節約しないと!」と思った方で、まだ運転免許がない方は、合宿免許で免許をササっと取得しておくことをオススメします。
アフリカ駐在オススメ理由③~広い家に住める~
アフリカ駐在をオススメする3つ目の理由は、「広い家に住める」です。私が駐在していたアフリカのマリやガボンで住んでいた家は、一軒家にしろ、マンションにしろ、かなり広い家でした。
一軒家に関しては、3階建て(屋上付き)で、部屋数が確か10くらいありました。あまりにも広すぎたため、実際に使う部屋は2から3部屋くらいでした。また、ガボンで最後に住んでいたマンションも床平米だけで200平米もありました。
日本のマンションなどでこれだけの広さの家に住むのは、一般人にはまず無理です。家が広いと、子どもとカラーバットで野球ができたり、大規模なかくれんぼができたりと、何かとメリットは多かったです。
そもそもなんで大きい家しかないの?
マリに関しては、マンションなどが極端に少なくて、一軒家がほとんどだったよ。マリでは家族や親戚が大人数だから、その人たちがみんなで住める家が好まれるみたいだよ。
ただ、家が広いことによるデメリットもあります。例えば、家の掃除です。とても1人で対応できるレベルの広さではないため、お手伝いさんに掃除をお願いしていました。お手伝いさんを雇ったときの苦労話は、以下の記事を参考にしてみてください。
アフリカ駐在オススメ理由④~子どもの語学の教育~
これはアフリカ駐在に限った話ではありませんが、海外駐在の魅力の1つが、「子どもに外国語での教育を受けさせることができる」です。
アフリカの場合、各国の首都に大体、アメリカ系のインターナショナルスクールなどがあります。外国人の駐在者の場合は、大体このインターナショナルスクールに子どもを通わせています。
インターナショナルスクールのため、当然、授業は英語(もしくは現地の母国語、例えばフランス語)で行われます。特に若い時にこのような外国語漬けの環境で勉強をすれば、自然と子どもの語学力は向上していきます。
特にリスニング力とスピーキング力が鍛えられますね。ただ、日本に帰国後に英語などの語学の能力を維持するためには、かなりの努力が必要です。子どもって覚えるのも早いけど、忘れるのも早いので。
また、子どもの友達を通じて、外国人の友人が増えることがあります(いわゆるパパ友やママ友)。これは次のパートで説明しますね。
子どもの語学力向上は海外赴任の最大の魅力かもね!
アフリカ駐在オススメ理由⑤~外国人の友人が増える~
アフリカ駐在をオススメする5つ目の理由は、「外国人の友人が増える」からです。これは先進国での赴任でもそうですが、アフリカ駐在の場合、欧米やアジア系の外国人は少ないため、まとまりやすい傾向にあります。
例えば、子どもの学校がインターナショナルスクールであれば、その学校に通う子どもの中には、欧米系やアジア系が多くいます。アフリカではインターナショナルスクールが限られるため、必然的に欧米やアジア系の外国人が、その数が少ない学校に集まりやすくなります。
現地の裕福なアフリカ人との交流ももちろんありますが、同じ外国人として赴任している者同士なので、同じような苦労をしています。そういう苦労話や現地のお得な情報を共有していたら、欧米などの外国人の方々と仲良くなりやすいですよね?
私も今でもアフリカで知り合った多くの欧米系やアジア系の外国人の方々と交流があります。このような交流は本当に財産で、私の人生をとても豊かなものにしてくれています。そのような出会いができたアフリカ駐在に心から感謝です。
アフリカ駐在時に知り合った外国人の家族が日本に遊びに来て、再会するってこともありました。本当にこういう交流は楽しいです。
アフリカ駐在オススメ理由⑥~日本のサービスのありがたみがよく分かる~
アフリカに約4年間住んでいると、本当に日本では考えられないことがたくさん起きます。このような経験を積んでいくと、日本のサービスにありがたみを強く感じるようになりました。日本すごいんです。
例えば、私は以下のようなことをアフリカで経験してきました(ほんの一例です)。
これら以外にもまだまだたくさんトラブルはありましたが、このようなトラブルが起きるたびに、日本のサービスの質と安定感に感謝していました。日本に住んでいると、何事も普通にサービスが提供されていますが、実はそれは世界的に見ると、普通のことではありません(フランスでも日本ではあり得ないことが起きます)。
また、このようなトラブルを経験すると、精神的に強くなってきます。「ああ、また起きたね」といった感じで、結構冷静にトラブルに対応できるようになってきます。
何事も経験だね。アフリカでのトラブルを通じて、日本の良さがよく理解できたよ。
アフリカ駐在オススメ理由⑦~大自然を満喫できる~
次にアフリカ駐在をオススメする理由は、「アフリカの大自然を満喫できる」からです。私が中部アフリカのガボンに駐在していたときに、首都リーブルビル近郊のサファリツアーに参加したことがあります。このサファリツアーでは、野生の像、サル、バッファローなどを間近で見ることができました。
ガボンに駐在していたときの同僚は、タンザニアのサファリツアーに参加していました。このように、国によってはサファリツアーなどで、「THE アフリカ」の大自然を満喫することができます。
アフリカのサファリツアーにはぜひ参加してみたいね!
また、治安状況とアクセスが良ければ、ぜひアフリカの地方都市に出向いていただきたいと思います。私が仕事でガボン南東のフランスヴィル(Franceville)に行ったとき、空港から市内に向かう途中に、緑豊かな木々が生い茂っている景色を見ました。
この木々の緑は今でも私の脳裏にとても焼き付いています。そして、都会とは違う地方都市ならではの「のんびりさ」を感じられたのも、とてもGOODでした。
アフリカの地方都市の「のんびりさ」に、心が落ち着いたのを覚えています。
アフリカ駐在オススメ理由⑧~家族の絆が深まる~
最後のアフリカ駐在をオススメする理由は、「家族の絆が深まる」からです。先進国でもある程度そうですが、海外で生活をしているときは、当然周りには日本人がほとんどいません。
まして、日本人だけで数十人しか在住していないアフリカの国(実際、2023年7月現在、マリには11人の日本人しか住んでいません。外務省HP参照)で、日本人と知り合うのはかなり難しいです。
そのため、必然的に家族との日本語での会話が増えます。家族も毎日、英語やフランス語などの言語を使っていて、なかなか意思疎通ができないこともあるので、日本語で楽に話せる環境はとても貴重でした。
会話が増えれば、家族の仲も良くなります。また、土日に遊びにいくところも日本や欧米の国などに比べたら、アフリカでは少ないため、家にいる機会も増えます。お子さんと一緒に赴任なら、お子さんの勉強を見てあげたり、一緒にゲームをしたりするといいでしょう。私もアフリカ駐在時に、よくオンラインのダンスゲームを家族でしていました。
アフリカ駐在時に、家族との時間をたくさん持てたのは、本当に嬉しい限りでした。あなたも家族と一緒にアフリカ赴任しましょう!
アフリカ駐在をオススメする理由8選について徹底解説!~まとめ~
いかがでしたか?最後に今日のまとめをしておきましょう。
アフリカ駐在への不安が和らいできたよ。
良かったね、ケイタ君!あと、海外勤務の不安を解消する情報は以下の記事にまとめてあるから、こちらも参考にしてみるといいよ
でもさぁ、アフリカ生活のいい面だけでなくて、悪い面も知っておきたいなぁ。
そんなケイタ君には、アフリカ駐在歴4年の僕が書いたアフリカの苦労話の書籍をオススメするよ。
そうそう、こういう苦労話も知っておかないと、アフリカ駐在できないもんね。ありがとう、鈴木先生!
どういたしまして!あと、コメントや質問は大歓迎だよ。コメント欄やお問い合わせフォームから何でも気軽に聞いて下さいね(コメント欄はこの記事の最下部です) ※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。
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