PR

【必ず実現する!】サブサハラアフリカ出身学生向け奨学金事業の必要性について徹底解説!

スクールの概要

 ブログ収益でアフリカ人向け日本留学奨学金の創設を目指している鈴木ケイタです。

 このブログの目的で説明させていただきましたが、私はブログなどの収益で「アフリカ人向け日本留学奨学金の創設」を目指しています。今日は、私が「なぜアフリカ人向け日本留学奨学金創設したいか」について、説明をしたいと思います。

 一般の方からすると、このブログのタイトルを見ると、以下のような反応をされるかと思います。

「サブサハラアフリカ学生への日本留学奨学金事業」に対する疑問
  • なんでアフリカからの留学生を増やす必要があるの?
  • アフリカって言っても、54か国もあるんでしょ。どこの国をターゲットにしているの?
  • そもそもアフリカのどの国の留学生が日本にいるの?
  • サブサハラアフリカって何?(外務省HPにサブサハラアフリカの国の一覧が掲載されています) etc.

 いたって当然の疑問・質問だと思います。今日はこれらの疑問点などについて、じっくり解説をしていきたいと思います。

 今日の記事は皆さんの疑問を解消するような内容の記事ではありませんが、私がこのブログを頑張っている動機を一人でも多くの方に知っていただきたいために、説明させていただきます。一人でも多くの方が、私の夢について理解し、応援していただける本当に嬉しく思います!

ケイタ君
ケイタ君

今日は鈴木先生の夢について説明してくれるんだね!

そうなんだ。一人でも多くの人に僕の夢を理解してもらえると嬉しいよ。

鈴木先生
鈴木先生
記事の信頼性
  • 筆者は元国家公務員(元外交官)。フランス語圏アフリカなどに約8年間駐在経験あり
  • アフリカ駐在中に文部科学省国費留学生奨学金業務を行った経験あり
  • 現在も、日本留学を経験したアフリカ人との交流がある
この記事で分かること
  • アフリカ人が利用可能な日本国政府の奨学金制度のことを知ることができる
  • アフリカからの留学生は、アジアからの留学生に比べて極端に少ないことが分かる
  • 英語圏アフリカの方が、日本への留学が有利な点が分かる。

そもそもなぜアフリカ人を日本に留学させる必要があるのか。

アフリカ人留学生のイメージ

 そもそも、なぜアフリカ人の方を日本に留学してもらう必要があるのか考えてみましょう。

 それは、「日本におけるアフリカの存在とても薄くほとんど意識されていないから」です。はっきり言って、日本ではアフリカは存在しないようなものです!!

鈴木先生
鈴木先生

日本ではアフリカ人系の黒人に対する偏見や嫌悪感などが、少なからず存在しています。以下のYahoo!ニュースの記事にそのことが少し書かれていました。興味のある方はぜひご覧いただければと思います。

日本にいるアフリカ人留学生は、圧倒的に少ない

 では、なぜ日本でアフリカが存在しないようなものになっているのでしょうか。その答えを考えるために、まず、日本に滞在しているアフリカ人留学生が、他の国の留学生に比べて圧倒的に少ないことについて説明したいと思います。

 独立行政法人日本学生支援機構の調査によると、日本にいる留学生数は、令和3年5月1日現在の242,444人で、そのほとんどがアジア出身者です(約23万人)。

 また、アフリカに関しては、何と2,005人しかいません!!少なすぎ(泣)

独立行政法人日本学生支援機構「2021(令和3)年度外国人留学生在籍状況調査結果」より抜粋
ケイタ君
ケイタ君

でもさ、北米や中東からの留学生も少ないよね?

 ケイタ君、良い質問しますね。確かに北米や中東からの留学生は少ないように見えますが、やはり人口数の点で、アフリカからの留学生は少ないと言わざるを得ないでしょう。

2024年5月現在の人口数の比較

アフリカ
約15億人

北米
約3.8億人

参照URL:worldometerページ

上記の人口数を単純に比較しても分かるように、アフリカの方が北米や中東より人口が圧倒的に多いですよね。でも、アフリカからの日本への留学生数は相対的に少ないのが現状なんです。

鈴木先生
鈴木先生

 その他にも、アフリカ人の留学生が少ない理由は色々ありますが(経済的、地理的な理由も大きいかと思います)、とりあえず、「日本にアフリカからの留学生が少ない」ということを覚えておいていただければと思います

人の交流が少ないからこそ、日本人もアフリカ人もお互いの国が疎遠になっている

このような人と人の交流を日本とアフリカの間で起こしたい!!!

 次に、「日本からアフリカに行く日本人」も、「アフリカから日本に来るアフリカ人」も少ないということについて解説します。

 いくら情報ネットワークが発達したからといって、お互いの国の人的交流が行われなければ、両国の友好関係の発展は成り立ちません。人的交流である留学生レベルでの交流が両国で行われると、お互いの国を知るいいきっかけとなります。

鈴木先生
鈴木先生

例えば、マリや赤道ギニアといった国の留学生が、通学している日本の大学近くの小学校などに出向いて自分の国について話すと、そこの小学生らは間違いなく、マリや赤道ギニアについて関心を持ち、人によっては一生記憶するくらいの思い出になるかもしれません

 これは対面での交流だからこそ、起こるポジティブな結果です。これがZoomなどを使って交流をしても、何かオンラインの英会話のレッスンを受けているような感じで、あまり小学生らにいいインパクトを残すことはないでしょう。

「この人と人の交流日本とアフリカの間で起こしたい!」という気持ちが、私がアフリカ人向け奨学金を創設したい強い動機の1つです。

鈴木先生
鈴木先生
ケイタ君
ケイタ君

なるほどね。人と人が直接交流するからこそ、生まれるものがあるんだね!

世界は欧米とアジアのみで構成されているわけではない

アフリカの存在を忘れていませんか?

また、「日本人アフリカのことあまりにも知らなすぎ」です。それもそのはず、日本にいる外国人の多くが(中南米を含む)欧米とアジア出身者ほとんどだからです。

鈴木先生
鈴木先生

 実際、「日本に在留している外国人数」令和3年6月末時点282ですが、このほとんどアジア出身者占められています。アフリカからの外国人数は後で触れますが、雀の涙程度しかいません(泣)。

ケイタ君
ケイタ君

みんな、アフリカのことを忘れてない?

 「アフリカの人口は、2050年には世界の4分の1を占めるようになる」予測されています。今後30年ちょっとで世界の人口の4分の1ですよ。圧倒的な存在感ですよね。

 それなのに、日本でのアフリカの存在感は、残念ながら、ワールドカップの対戦国くらいしかありません。

 これだけの巨大マーケットがあるのなら、経済成長鈍化し、少子高齢化を迎えている日本にとって、アフリカはまさに最後のフロンティアであり、積極的にアフリカについて知っていくこと必要になってきます。

 だからこそ、まずは日本人がアフリカをもっと身近に感じるべく、アフリカ人向け留学奨学金が必要なわけです。

なぜアフリカ人向け奨学金の創設が必要なのか

奨学金で留学を実現したアフリカ人学生のイメージ

 ここで私が目指すアフリカ人向け日本留学奨学金の概要を説明しようと思います。

アフリカ人向け日本留学奨学金の概要
  • 日本の大学・大学院進学を目指す
  • 毎月の奨学金(学部留学生の国費留学生の金額に準ずる)
  • 大学・大学院や日本語学校の学費免除
  • 日本への渡航・母国への帰国費用の負担
  • 奨学金期間は日本語予備教育期間の1年を含め、最大5年間
  • 日本語予備教育期間終了後は、大学、高専、専修学校などに進学。
  • 日本留学後は祖国への帰国、日本での就職・進学など自由(奨学金は最大5年間のみ)

 まずは、このアフリカ人向け奨学金がなぜ必要なのかについて説明したいと思います。

日本に興味・関心のあるアフリカ人は多い

アフリカ大陸のイメージ

 具体的な数値は見つかりませんでしたが、日本に興味・関心のあるアフリカ人は本当に多いです。

 まず、何といっても自動車です。アフリカでは本当に日本車をよく見かけます。実際、私がアフリカ滞在4年間中に乗っていた車も全て日本車でした。

 また、アフリカでは合気道、空手、柔道などの日本の伝統的な武術行われています。貧困国であるマリでさえ、空手?の胴着を来た子どもたちが、私の自宅付近を通り過ぎるのをよく見かけました。

 もちろん、アニメ漫画などのポップカルチャー人気も忘れてはいけません。

そして、僕がアフリカ人から、日本に着いて最も受けた質問って何だか分かりますか?

鈴木先生
鈴木先生

 それは、「日本はなぜあれだけ経済発展することができたのか?」です。

 なかなか難しい質問でいつも回答に困っていましたが、アフリカ諸国は植民地化という歴史があるため、欧米に植民地化されずに経済発展を遂げたアジアの国日本を尊敬の眼差しで見ています

ケイタ君
ケイタ君

僕も日本にとっても興味があるんだ!

日本留学に行きたいが、そもそも奨学金が少なすぎる

 でも、これだけアフリカの方々が日本に対する興味や関心を持っているにも関わらず、日本政府によるアフリカ人向けの奨学金あまりにも少な過ぎます

 実際、アフリカの人が日本に行こうと思った場合に利用できる日本政府の奨学金は、主に以下の2つしかありません。

アフリカ人学生が申請できる日本政府の主な奨学金
鈴木先生
鈴木先生

その他にもあしなが育英会など、アフリカの人を対象とした奨学金がないわけではないですが、日本行き夢見るアフリカ人の大きな需要満たすには全く至っていません

日本にいる国費留学生のほとんどは、アジア出身

アジア出身留学生のイメージ

また、「日本にいる国費留学生のほとんどアジア出身」だということを御存知でしょうか。

鈴木先生
鈴木先生

 こちらは中々、文部科学省や日本学生支援機構などで詳細なデータが見つからないため、国費留学生全員のデータを俯瞰することはできませんでしたが、以下の高等専門学校(高専)の留学生の内訳を見てください。

独立行政法人 国立高等専門学校機構 受け入れの状況

 平成30年のデータのため、ちょっと古いですが、全体的な傾向は変わっていません。

 まず、「高専全体150名国費留学生在籍」していることが分かります。その内訳を見てください。なんと、モンゴル、カンボジア、タイ、インドネシア、ラオス全体の9割占めています!!!

 アフリカに限って言えば、カメルーン「3名」セネガル「3名」チュニジア「2名」ルワンダ「1名」たったの9名しかいません・・・。

ケイタ君
ケイタ君

いくらなんでも、これじゃアフリカの人が不公平じゃない?人口も多いんだし。。。

 確かにインドネシアの人口は約3億人ですが、「アフリカ全体で約15億人」いるんですよ。それなのに、このアフリカからの留学生数の少なさは、正直恥ずかしいレベルでしかありません。。。 

アジアからの留学生も積極的に受け入れるべきだけど、もっとアフリカの学生さんに奨学金を回してもらいたいのが正直なところだね。

鈴木先生
鈴木先生

なぜ英語圏のアフリカ人が日本に多いのか。

 先ほどの高専の留学生の表では、はっきりとは分かりづらいですが、「在日アフリカ人圧倒的に英語圏の人多くアフリカからの留学生も、英語圏の方が比較的多いと言われています。

 実際、「アフリカレポート~日本の地方に暮らすアフリカ人(坂梨 健太著)」によると、在日アフリカ人の数は以下のように説明されている。

日本で暮らすアフリカ人の人口は、2018 年 6 月末の在留資格統計をみると 1 万 6304 人である。その内訳は、ナイジェリア 2964 人、ガーナ 2305 人、エジプト 1843 人、南アフリカ共和国 918 人、ケニア 788 人、セネガル 688 人、カメルーン 659 人、ウガンダ 629 人と続く。

アフリカレポート~日本の地方に暮らすアフリカ人(坂梨 健太著)

 この内、英語圏はナイジェリア、ガーナ、南アフリカ共和国、ケニア、カメルーン(仏語圏でもあります)、ウガンダで、英語圏アフリカからの出身者日本に多いことが理解できるかと思います。

鈴木先生
鈴木先生

でも、アフリカ諸国の半分以上はフランス語圏だから、フランス語圏アフリカを忘れてもらいたくないね。

 また、この傾向は、日本留学を目指す奨学金でも基本的に同じ傾向にあります。

 具体的な細かいデータが公表されていないため、詳細に検討することはできませんが、以下の説明のとおり、「文部科学省国費留学生制度自体が、英語圏の方が有利になっている点は、見逃すことができない重要なポイント」になります。

文部科学省国費留学生の採用試験が日本語もしくは英語で行われている

テストのイメージ
鈴木先生
鈴木先生

それでは、実際の文部科学省国費留学生の試験問題を見てみましょう。

 独立行政法人日本学生支援機構の「Study in Japan」というサイトに2014年から2016年の同試験の過去問が掲載されております(詳細はこちら)。

 この問題を見ていただければ分かるかと思いますが、なんと問題のほとんどが英語で出題されています!!

 大使館によっては、フランス語などの現地語に翻訳されて出題されることもあるようですが、そうでない場合に「英語圏のアフリカの学生が有利」なのは言うまでもありません。

文部科学省国費留学生の採用試験の中に英語があるから

 また、全ての留学形態(大学、高専、専修など)において、日本語英語の試験課されています

 日本語ができないのは当然ですが、「英語が課されている」ため、当然、英語圏の人の方が有利になります。

 先ほどの高専の留学生内訳をみると、カメルーンの学生が3名いましたが、彼らはカメルーン国内の英語圏の州出身者ではないかと推察されます(実際、私の友人のカメルーン人国費留学生はカメルーン国内の英語圏出身です)。

 残念ながら、「フランス語圏ポルトガル語圏アフリカ人英語ができないと試験問題の段階から日本留学の道閉ざされてしまう可能性が高い」のが実態です。 

そもそも日本で日本語を勉強してから、日本の大学に進学すればいいわけですから、最初の選抜試験の段階でわざわざ「言語ブロック」をする必要はないでしょう。文部科学省の留学生政策には疑問を感じざるを得ません。

鈴木先生
鈴木先生

どこの国をターゲットにするか

フランス語圏やポルトガル語圏アフリカのイメージ
鈴木先生
鈴木先生

以上のことから、私は、日本国政府国費留学生制度で事実上、「有利」となっている英語圏以外の国からの留学生を増やしたいと考えています。

日本への留学生が極端に少ない国(フランス語・ポルトガル語圏など)がターゲット

フランス語圏アフリカ諸国の学生のイメージ

英語圏以外というと、アフリカでは「フランス語」・「ポルトガル語」・「アラビア語」・「スペイン語(赤道ギニアのみ)」圏しかありませんが、そういった日本への留学が、英語圏に比べて難しい国々をターゲットにしようと思います。

鈴木先生
鈴木先生

 また、アフリカでも比較的貧しい国が多い国々、サブサハラアフリカの国々の学生を対象とした奨学金事業を行う団体「サブサハラアフリカ支援強化(仮称)」を創設しようと考えております。

【必ず実現する!】サブサハラアフリカ出身学生向け奨学金事業の必要性について徹底解説!~最後に~

 いかがでしたか?私の夢について多少なりとも、ご理解いただけたのでしたら、嬉しく思います。

 私は何としてでも、そして一刻も早くアフリカ人向け日本留学奨学金を創設したいと考えております。

 この夢の実現に向けて、私は、この「鈴木ケイタスクール」というブログを開設しました。このブログなどの収益をアフリカ人向けの奨学金の原資や経費に充てたいと考えております。

 いつ実現できるかは分かりません。でも、行動をしないと何も始まらないのです。一歩一歩確実に夢に向かって進んでいきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

鈴木先生
鈴木先生

コメントや質問は大歓迎です。コメント欄(この記事の最下部にあります)やお問い合わせフォームから何でも気軽に聞いて下さい! ※いただいたコメントやお問い合わせは全て拝見し、真剣回答させていただきます

コメント