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こんにちは!仏語通訳(日仏双方向通訳)経験のある鈴木ケイタです。
皆さんの中で通訳をしたことがある方ってあまりいないかと思いますが、通訳とスポーツって似ているって聞いたら、どう思いますか?こう聞かれたら、皆さんから以下のような声が聞こえてきそうですね。
「通訳とスポーツ?全然違う分野じゃないか!」
「通訳は言葉で、スポーツは運動でしょ?どこに共通点があるの?」
「通訳とスポーツは本番(試合)があるってこと」etc
この中にすごいいい線言っている声がありましたが、今日は、数自体は多くないですが、私の通訳経験から感じた通訳とスポーツの類似性について説明していこうと思います。
今日の記事を読めば、事前の準備(練習)を通じて、自分を信じることの重要性が分かるかと思います。通訳やスポーツ選手に限らず、プレゼン、ゼミ発表、交渉などの場面でも役に立つ内容だと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください!
通訳とスポーツ?全然関係ないと思うけど・・・
そう思うよね。でも、実はとっても似ている部分があるんだ。
この記事で分かること
・通訳もスポーツも頑張ってきた自分を信じられるかがカギだと分かる。
・通訳やスポーツに限らず、あらゆる場面で自分を信じることが大事だと分かる。
鈴木先生の通訳経験(飛ばしてもOK)
ここでは僕の過酷だった通訳経験について話すね。
1日に4回も日仏双方向通訳を行った・・・
まず、私の通訳(日仏双方向)経験について説明したいと思います。なお、ここでいう通訳とは、立ち話などの簡易的な通訳ではなく、会議や会食などの正式な通訳のみを指すこととします。
私は通訳の回数自体は4回ほどしか経験していませんが、1日に4回も通訳をしたことがあります!!今思い返しても、よくあれだけ通訳をしたなぁと思います(ヘトヘトになりました)。その通訳の概要は以下のとおりです。
鈴木先生が1日で経験した通訳(日仏双方向通訳)一覧
(1)アフリカのとある国を訪れた日本人3名とその国の要人との会合の通訳(約30分)
(2)同日本人3名と、その国の別の要人との会合の通訳(約30分)
(3)同日本人3名とその国の別の要人とのランチミーティングの通訳(約1時間)
(4)同日本人3名と、隣の国の要人との会合の通訳(約45分)
ごちゃごちゃしてて申し訳ないですが、ここでは「1日に4回も通訳をした」ということだけ抑えていただければと思います。
1日に通訳4回の恐ろしさ
通訳の勉強をされたことのある方はよくお分かりかと思いますが、1日に4回も通訳するというのは、想像しただけで恐ろしくてたまりません。ただでさえ1回の通訳でも物凄く頭の体力を使います。また、通訳の準備をしているときは、大体、以下のようなネガティブなことを考えてしまいがちです。
「失敗したらどうしよう・・・」
「相手の言っていることが聞き取れなかったら、どうしよう」
「いきなり自分の苦手な話をされたら、どうしよう」etc
1回の通訳でもこのようなネガティブなことは考えてしまいがちですが、それが4回となると・・・もう逃げたい気持ちでいっぱいです(笑)。
でも、仕事なので逃げられません(泣)。そのため、開き直って真正面から対峙するしかありません。
では、この開き直りの状態まで行くにはどうしたらいいでしょうか。次の章で説明したいと思います。
とにかく準備(練習)してきた自分を信じる
準備は入念に行っていた
結論を先に述べると、タイトルにあるとおり、「とにかく準備(練習)してきた自分を信じる」のみです。
私も通訳の前に、相手国の要人の方のインタビューなどを通訳したり、日本から来た人が取り上げそうな話題の単語を覚えたりと、かなり入念に準備をしていました。
でも、この準備ってキリがないんですよね。どんなに練習しても、「ああ、あの話題になったらどうしよう」とか、「ああ、あの単語なんって言ったっけ?」と気になって仕方がありません。
「頑張ってきた自分を信じる」しかない
では、この不安を払しょくするにはどうしたらいいでしょうか。
答えは簡単です。ある程度、時間をかけて準備(練習)をしてきたら、もう開き直るしかありません。つまり、、、
「頑張ってきた自分を信じる!」
しかありません。
これってスポーツにとっても似ていませんか?
例えば私が好きな野球で例えると、以下のような感じでしょうか。
野球での例え
「相手投手の剛速球を打つために、ピッチングマシーンをいつもより近付けて、バッティング練習をしてきた。手は豆だらけ。でも、これだけ頑張っても、相手投手の剛速球を打てるか分からない。でも、ここまで来たら、頑張って練習してきた自分を信じるだけだ!」
野球に限らず、どのスポーツでも、1日に通訳4回のような恐怖を感じることがあると思います。でも、恐怖を感じても、対戦するしかありません。
そんなときは、毎日コツコツと練習をしてきた自分を信じるしかありません。もちろん、練習してきても勝てないときや、失敗するときもあります。
でも、戦う前から、相手の恐怖に負けていては、不戦敗みたいなものです。まずは、頑張ってきた自分を信じて、バッターボックスに立ってみましょう!
通訳とスポーツは似ている!?通訳もスポーツも頑張ってきた自分を信じてみよう!~まとめ~
結局、この通訳4回は、無事に終わり、日本から来た日本人のリーダー格の人が、「鈴木さんの素晴らしい通訳のお陰で、スムーズな会話ができたよ」と言っていただきました。嬉しいというより、安堵の気持ちの方が強かったです。
今日の話は、別に通訳やスポーツだけに限った話ではありません。受験勉強、大事なプレゼンや交渉など、世の中には数多くの困難が待ち受けています。
そんなときは、頑張ってきた自分を信じてみましょう。自分を信じられなければ、何も始まりませんから!
おまけ(通訳前に食べていたラムネ)
通訳ではメチャクチャ頭を使います。疲れすぎると、頭がぼーっとして、相手の言っていることが訳せないこともあります。
そうならないために、私は通訳前にラムネを食べるようにしていました。しかもかなりの量を。たくさんラムネを食べていたので、この1日に4回通訳したときも、頭があまり疲れずに、無事に通訳をすることができました。
私が通訳前に食べていたラムネは以下のとおりです。これ結構、即効性があって、頭が冴えますよ。
大事なテストの休憩時間や、仕事で頭が疲れたときなどに食べたら、いいパフォーマンスを維持できますよ!
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