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皆さんの中には、上司が無能で困っている方って結構いるのではないでしょうか。皆さんは以下のような悩みを結構、抱えていませんか?
「うちの上司は、部長級なのになんでこんな細かいことまで指示するんだ!?」
「イベントや行事のときに、うちの上司は現場で忙しい部下に細かい指示を出して、現場を混乱させている」
「部下に仕事は任せて、上司はどっしり構えていてほしい」etc
皆さんの悩みよ~く分かります。なぜなら私の上司のAさんは、まさにこれに当てはまるからです。
今日の記事では、私のブログでは既にお馴染みのA上司と、フランス駐在中にお世話になったK上司の2人を比較して、まともな上司のあり方、無能な上司とはどういう上司なのかなどについて説明したいと思います。
この記事を読めば、実は何もしない上司の方が、何でも細かく指示をするスモールマネージメント型の上司よりいいということが理解できるかと思います。
社会人で、無能な上司の下で働かされている方や、今後、社会人になる学生さんなどに特にオススメの記事ですので、最後までぜひ読んでみて下さい。
何もしない上司の方がいいってどういうこと?
もちろん、その上司しか対応できないことには対応してもらうんだけど、上司が何もしないときの方が、仕事が上手く回ることもあるんだよ。
この記事で分かること
・部下を信頼して、細かい指示を出さない方が、仕事が上手く回ることが分かる
・部下に権限を与えて仕事を任せれば、部下は自分の創意工夫で仕事に取り組むことができるため、部下の成長にも繋がることが分かる
イベントや行事のときのK上司とA上司の対応を比較
それでは、イベントや大きな行事のときのK上司とA上司の対応(指示出しと現場への顔出しの2点)を比較して、どちらが正しい上司の姿か見ていきたいと思います。
シチュエーションとしては、本部から社長や専務などの複数の重役が、海外事務所がある国を訪れて、その国の取引先の社長と会合をしたり、レストランで関係者と食事をしたり、空いた時間でその国の観光をしたりする場面を想定します。
指示出し
K上司は、指示をほとんど出さない
K上司のスタイルは一貫して、「細かいことは部下に任せる。責任は俺が取る」でした。このスタイル一見すると何もしていないように見えますが、私の経験上、このスタイルが大きなイベントでは一番機能すると思います。どうしてでしょうか。
実際、K上司の部下は、K上司から仕事を完全に任された状態になります。プレッシャーを感じるかもしれませんが、その分、その部下は、自分の創意工夫で仕事を進めることができます。当然、その方が、仕事も楽しくなりますし、その部下の成長にも繋がります。
確かに任されると頑張ろうって気になるもんね!
A上司は、細かい指示を出すのが大好き
一方のA上司は、細かい指示を出すのが大好きです。
例えば、A上司は、「(本部から来る)●●さんを出迎えるのは、ここがいい」とか、「私に渡す分を含めて、予備の資料は10部くらい用意しておけ」とか、イベントの現場でスモールマネージメントをよくします。
現場で悪戦苦闘している我々からすれば、予め想定しているプランがあるわけで、それに従って行動しようと思っていたところ、突然、A上司はお構いなく、現場をかき乱してくるわけです。
しかも、このA上司は、責任逃れをします。今まで、「私が責任を取るから、鈴木さんの好きなように仕事を進めてくれ」と言われたことは一度もありません。
自分の責任になったら、自分の出世に響いてしまいますから、A上司は、そんなことは口が裂けても絶対に言えないでしょう(笑)。
どちらが良い上司でしょう?恐らくアンケートを取ったら、100%K上司が選ばれるでしょうね(笑)。
現場への顔出し
K上司:現場に敢えて行かない
K上司は、大きなイベント時には敢えて現場に行かず、事務所などでタバコを吸って、どっしり構えて待っていました。もちろん、本部からの社長や専務などの対応はやっていただくのですが、それ以外の細かいイベントにはほとんど参加しませんでした。
K上司がなぜ現場に敢えて行かないのかというと、「私が現場に行くと、私のお世話をする人も当然必要になる。そこに人を割く必要はない。その人には別の重要な仕事をしてもらいたい。責任は私が取る」からだそうです。
これ中々できそうで、できないですよね。部下を100%信頼しているからこそできる凄技ですね。
K上司のこの姿勢は、なかなかできないよね
A上司:現場に行って、「私も参加しています」アピールをする
一方のA上司は、とにかく何かイベントや行事があれば、必ず出席します。
A上司が現場にいることによって、何か付加価値が生まれ、効率的な運営ができるのであれば、現場に来ていただいても全く構わないのですが、先ほどのK上司が言っていたように、A上司がいることによって、A上司に資料を渡したり、現場の状況を説明したりと、貴重な人員がA上司のために時間をとられてしまうことが多々あります。
現場の状況の報告などは、後ですればいいだけです。大事なのは、イベントや行事の成功です。
これらの成功のために何か提供できるものはなく、ただ単に「私も参加しています。社長、私の活躍見ていてくれましたか?」というアピールのためだけに現場に行っているようでは、無能の烙印を押されても仕方がないでしょうね。
全ては保身のためなんだろうね。情けない。。。
実は、何もしない上司の方がいい!?こんな無能上司とは働きたくない!~まとめ~
いかがでしたか?
K上司は、何もしていないようですが、部下に全権を委ねて、どっしり構えていますよね。
一方のA上司は、心配性なのか、現場を見ていないと落ち着かず、現場のプランを無視するほどの細かい指示を出してきます。
皆さんだったら、どっちの上司がいいですか?もちろん、K上司ですよね(笑)。
K上司は、理想の上司のように説明してきましたが、会議中によく居眠りをするなど、完璧で尊敬に値するような上司ではありませんでした。でも、このような大型イベントや行事における対応については、K上司に勝る上司はいなかったと思います。
逆にA上司に関しては、褒めない、現場を混乱させる、責任を逃れる、役職の意味を理解していないなど、本当に上司として何も兼ね備えていない逆パーフェクト上司です(笑)。
じゃあ、どうしたらいいの?
このような上司にたまたま当たってしまったらどうしたらいいでしょうか。それは人事異動か転職しかないと思います。
でも、簡単に人事異動させてくれるような会社だったら、いいでしょうが、意外と人事異動ってすぐには決まらず、また、移動先が自分の望んでいる部署になるとも限らないため、かなりリスクが高いですよね。
それなら、やはり転職が一番無難かなと思います。転職するにあたっては、A上司のような変な上司がいないかどうか、転職に関する口コミサイトで確認するのが有効だと思います。
皆さんはA上司のような無能な上司と、一緒に仕事したいですか?
嫌だったら、そのリスクを避けるために、以下の「転職会議」に登録して、その会社の真の姿を見るようにしましょう。登録だけでもしておいて損はないでしょう。
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