皆さんの職場には、ダメ出しばかりして、全く褒めない上司っていませんか?実は、私の直属の上司が、まさにそんなダメ出ししか人なのです。
皆さんの上司の中にも、私がお仕えしている上司と同じようの方がいるのではないでしょうか。例えば、皆さんは上司に関して以下のような悩みをずっと抱えていないでしょうか。
今日は皆さんのダメ上司にも十分張り合える私の直属上司の一部について説明したいと思います。この記事を読めば、部下を褒めないことの弊害について理解を深めることができるでしょう。
現在、部下をお持ちの社会人の方のみならず、まだ部下がいない社会人の方や、将来、就職活動を行う予定の学生さんにもオススメの記事ですので、最後までぜひ読んでみてください!
鈴木先生の上司っていつも登場しているAさんのこと?
そうだよ。本当に素晴らしい反面教師だから、ある意味とても貴重な存在ではあるよね。
ダメ出しのみで、褒めない上司:A上司
今回の登場人物は、私の直属の上司であるAさん(部長級)です。
何回も登場している主要人物ですが、最近、私が大きな運営系のイベント(400人程度の人が会場とオンラインで参加する講演会のようなもの。スタッフも15人ほど動員。)を終えた次の日に、Aさんから、「この点がダメだった。来年以降はこうした方がいい」というメールが送られてきました。
そのときの話をしたいと思います。
Aさんのメールの内容
そのAさんのメールの内容はざっと以下のとおりです。
Aさんからのメールの内容
タイトル:次年度以降の改善事項
鈴木さん
○○というイベントの運営ご苦労様でした。
次年度に向けて、私が気づいた点をいくつか送りします。
来年度以降の参考としてください。
何かすごく細かい指摘ばかりだね。
そうなんだよ、こういうスモールマネージメントは部長級の仕事じゃないよね。
スモールマネージメントは部長級の仕事ではない
このA上司の指摘は、鈴木先生が言うように、部長級が指摘する内容にしては細かすぎますね。こういう細かいことにしか目がいかない人は、私の経験上、現場を荒らす傾向にあります。
現に1年半くらい前の同様のイベントで、部長級のA上司が現場で指揮を執る私にあれこれ細かい指示(しかも的を得ていない指示)を突然出して、現場を混乱させたことがありました。
部長クラスの人は、細かいことは現場に任せて、「責任は私が取るから」くらいの意気込みでどっしりと構えておいてもらいたいものです。
※こんなダメダメA上司から逃れるためにも、自己研鑽に励みましょう。そこでオススメなのが、簡単にスキルアップができる「ヒューマンアカデミー」です。本当にたくさんのコースが用意されているので、きっとあなたにぴったりのスキルが見つかると思いますよ!
1つも評価が記載されていない
また、A上司のメールにはもう1点、大事なことが抜けています。それは、「部下への評価」です。簡単な言い方をすると、部下が頑張ったことに対して、褒めるということが完全に抜けています。
確かに一方的に指摘事項だけ送られてきてるよね。
僕はこのメールを受け取ったときに、「自分がどれだけ苦労して、イベントを成功させたと思っているんだ(怒)!」と思ったね。
ダメ出しのみで、褒めない上司:部下を褒めないことの弊害
このように部下を褒めるべきところを褒めないでいると、色々と弊害が出てしまいます。
ダメ出しばかりで部下のモチベーション低下
このメールを受け取った私は、当然、モチベーションが低下しました。
このイベントは400人程の人が集まる大きなイベントで、その運営のために1ヵ月以上前から、スタッフの配置や役割などを入念に考えたり、大量の配布物の準備をしたりしてきました。
正直、メイン担当を1人で行うにはかなり大変なイベントだったにも関わらず、当日急に現れ、準備や当日の運営で四苦八苦している私の働きぶりを1ミリも評価することなく、指摘事項というメールだけを送って来られては、さすがの私もモチベーションが下がります。
できれば、もうこの上司の下では働きたくないですね。
少しくらい褒めてくれても良かったのにね。
上司への不信感が募る
また、こんな指摘事項だけのメールを送られたら、上司への不信感がますます募っていきます。あのメールを受け取ったときの私の心の叫びは以下のとおりです。
「もう2度とこの上司の下では働きたくない。何をしても評価してくれないことが分かった」
「かなり苦労して、残業もして準備してきたのに、そういった苦労は全く目に見えてないんだな。だったら、他の業務でも頑張っても無駄だろうなぁ」
「ダメ出しを言うだけが上司の仕事じゃないでしょ!」
ただ、このメールには1点だけ有意義な点があります。それは、「このようなメールを絶対に部下に送らないようにするぞ!」と心の底から思えたことです。
実際、私も中間管理職的な立場にあるので、このような反面教師にならないように、部下の方を積極的に褒めるようにしています。では、なぜこのA上司は部下を褒めることができないのでしょうか。
ダメ出しのみで、褒めない上司:なぜ部下を褒められないのか
部下の仕事ぶりを能力的に把握できない、もしくは把握を怠っているため
私の経験上、褒めることができない上司は、部下の仕事ぶりを能力的に把握できなかったり、把握事態を怠ってたりする方が多い印象です。そのAさんはその典型かと思います。
実際、Aさんは部長級のため、私の係から少し離れた席に座っています。基本的にAさんに話があるときは、部下がAさんのところに行くことがほとんどで、Aさん自ら部下の席の近くに来ることはほとんどありません。そのため、Aさんは部下が何をしているか、どれだけ忙しいか、体調が悪くないかなどを観察することができていません。
そんなAさんだからこそ、あのような指摘事項だけで終わる冷たいメールを送ってしまうのです。もしもっと部下のことを見ていたのなら、もっと褒めることはできたと思います。
褒めることに慣れていない、もしくは褒めることが意識にない
また、私の経験上、Aさんのようなタイプは褒めることに慣れていない、もしくは褒めることが意識にないことが多いです。恐らくAさん自身も若い時に職場であまり褒められなかったのではないかと思います。
こういう上司が褒めるようになるためにはどうしたらいいかと言うと、外部の研修に参加する、Aさんより上の方より指摘を受けるくらいしか方法がありません。そのため、このような上司の下で働くことはほとんど無益に近いので、人事異動を希望するか、転職活動をした方がいいと思います。
※Aさんのような上司に疲れたそこのあなた!あなたが輝ける場所は他にもあります!!以下の「転職会議」に会員登録して、転職先の生の声をゲットしておきましょう。
ダメ出しのみで、褒めない上司:改善策
じゃあ、具体的にAさんはどのようなメールを送ればよかったの??
まずは良かったことを褒めて、「ここも改善したら、もっと良くなる!」という感じにポジティブに部下に伝えることが大事なんだ。
それでは先ほどのAさんのメールを鈴木先生の言う通り、ポジティブに直していきたいと思います。
Aさんからのメールの内容
タイトル:○○というイベントご苦労様でした
鈴木さん
○○というイベントの運営ご苦労様でした。
鈴木さんは、夜遅くまで配布物の印刷やスタッフのマニュアルの改訂をしていて、大変だったと思います。また、細かい備品や案内紙などの細かい作業もしっかり行っていたので、安心してイベントの運営を見ていることができました。鈴木さんのお陰でイベントが無事に終えられたと思います。ありがとうございました。
以下の点も次年度以降に取り入れてもらえると、さらにイベントの運営が良くなると思います。参考にしてください。
どうです?少しは気持ち良く、指摘事項を読むことができたのではないでしょうか。敢えて指摘事項は変えずに、その前に「褒める」を意識した文章を入れてみました。
この「YES but(もしくはand) 指摘事項」というように、最初に褒めることを持ってくるだけで、指摘事項を受け取る側の気持ちが和らぎます。
また、指摘事項も「以下の点も次年度以降に取り入れてもらえると、さらにイベントの運営が良くなる」というように、ダメ出し感をなくすことによって、相手に受け入れやすくなります。
ダメ出しのみで褒めない上司になってはいけない!~まとめ~
どうでしたか?今日のおさらいをしておきましょう。
✅まず、部下が頑張ったことへの評価をしてから、部下に指摘をした方がいいことを学習した
✅部下を褒めないことの弊害や、なぜ褒められない上司がいるのかについて学習した
✅指摘をするときは、頑張った点などを褒めてから、「さらにこうすればもっと良くなる!」という感じでポジティブに指摘した方がいいことを学習した。
皆さんも、このような上司にならないように、部下に指摘事項を言う場合は、必ず最初に「褒める」もしくは「労い」の言葉をかけるようにしてください。
そうすれば、言われた部下もそれほど悪い気持ちにはなりませんので!
もうこんなダメ出しばかりで、褒めない上司とは働きたくないよ。どうしたらいいかな?
そうなったら、とっとと転職した方がいいよ!
転職なら「リクルートエージェント」がオススメ
そこで転職か起業をオススメしています。転職なら、私も利用している「リクルートエージェント」がオススメですよ!
リクルートエージェントをオススメする理由
✅転職成功実績No1という実績
✅求人数は非公開求人も含めて、60万件を超えている!
✅登録はスマホやPCから簡単にできる!
✅登録後、専門のコンサルタントが夜遅くても、休日でも親身に相談に乗ってくれる(私の場合は50分くらい面談しました!)
✅登録後、職務経歴書や履歴書などの問題点を指摘してくれる!
✅こちらの要望に合った求人情報を提供してくれる!
✅面接の日程調整、言い出しづらい年収や待遇の交渉、入社日の調整もやってくれる! etc
因みにマイナビエージェントの求人数は非公開求人を含めても約6.3万件(2023年7月現在)だから、圧倒的にリクルートエージェントの方が求人数多いね。
登録したからといって、必ず求人に申し込まないといけないわけではありません。中には「今すぐではないけど、いい求人があったら、転職しようかな」と軽く考えて、登録している人もいます(私もそうです)。
軽い気持ちで登録して、全く問題ありません!長期的に転職活動をしたい人にも、専用のコンサルタントが付きます。これだけのサービスが無料だったら、利用しない手はありません!
気になる企業の口コミをGETしたい場合は、「転職会議」がオススメ!
また、「転職希望先の内部の口コミを知りたい!」という方には、「転職会議」がオススメです。
Aさんのような上司に疲れたそこのあなた!あなたが輝ける場所は他にもあるかもしれませんよ!!
この口コミで今、私が働いている企業の情報を見ると、「全くその通りだよなぁ」という情報ばかりです!!もっと入社前に見ておけば良かった(泣)。
転職会議をオススメする理由は以下のとおりだよ。
転職会議をオススメする理由
✅国内最大級375万件以上の転職口コミ情報を掲載
✅口コミと合わせて、国内最大級32万件以上の求人情報も調べられる!
✅会員数890万人以上だから、口コミも豊富! etc
こんなダメ出ししかしないで、褒めない上司の下で働くのは時間の無駄です。全く成長できません!!皆さんの輝かしい人生のためにも、転職先でいい上司に巡り合えるといいですね!!
無能上司の特徴と根本原理を知りたい方にはこの本がオススメ!
無能上司の特徴と根本原理をまとめた電子書籍だよ。参考までに以下にリンクを貼っておくよ。
とっても面白そうだけど、無料で見る方法はないかな・・・
「Amazon Kindle Unlimited」がオススメだよ。30日間の無料体験中にも解約できるから、安心だね!
Kindle Unlimitedの30日間無料体験はこちら▷▷
うわぁ!30日間の無料体験中なら完全無料で鈴木先生の本が読めるね!
そうだね。あと、コメントや質問は大歓迎だよ。コメント欄やお問い合わせフォームから何でも気軽に聞いて下さいね(コメント欄はこの記事の最下部です) ※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。
コメント