海外赴任時にたこ焼き器を持って行きたいけど、どうしたらいいか迷っている人
✅僕はたこ焼が大好きなんだけど、海外赴任の時に海外対応のたこ焼き器を持って行った方がいいかな?
✅日本で売っているたこ焼き器って、ほとんどが日本国内でしか使えないんだよね。
✅たこ焼き器ってたこ焼以外に使わないから、持って行かない方がいいのかな。
✅たこ焼のない生活なんて考えられないから、どうしたらいいか教えて!
僕も海外でたこ焼を食べたことあるけど、とっても美味しかったよ。今日は海外赴任の時にたこ焼き器をどうやって持って行くべきかについて、詳しく解説するね!
✅本記事のテーマ
【海外駐在歴8年】海外赴任時にたこ焼き器を持って行く方法について徹底解説!
海外でも「たこ焼き器」を使って、たこ焼きを楽しむ方法は2つしかない!
海外でもたこ焼き器を使って、たこ焼きを楽しむ方法は2つしかありません。その方法は以下の2つです。
なるほどねぇ。この2つしか海外でたこ焼きを楽しむ方法はないんだね。
そうなんだ。たまに日本のレストランや、冷凍食品でたこ焼が売っていることもあるけど、それはかなりレアなケースなので、これから上記の2つの方法について説明していくね。
海外でたこ焼きを楽しむ方法①:海外対応のたこ焼き器を購入して、赴任先に持って行く
まず、「海外対応のたこ焼き器を購入して、海外でたこ焼きを楽しむ」方法を紹介しますが、個人的にはオススメできません。オススメできない理由は以下のとおりです。
では、それぞれの点について簡単に解説していきますね。
日本と海外の両方で使えるたこ焼き器は、販売されていない
まず、「日本と海外の両方で使えるたこ焼き器」は私が探した限り、販売されていませんでした。一方、以下の家電は日本と海外の両方で使えるものが販売されています。
なるほどね。日本と海外で使える家電って、まだまだ少ないんだね。
そうなんだ。日本と海外の両方で使えるたこ焼き器があったら、赴任後も日本でそのままたこ焼き器が使えるだけど、残念ながら、現時点では、そんなたこ焼き器は売られていないんだ。
海外対応のたこ焼き器は売られているが、とにかく種類が少なく、値段が高い!
販売されている「海外対応のたこ焼き器」はとにかく種類が少なくて、高額です。私が探した限りでは、こちらの商品くらいしかありませんでした。
う~ん、海外向けのたこ焼き器が少ないんだったら、選ぶ楽しさがないよね。しかも、日本専用のたこ焼き器より値段が高いんだったら、買うのをためらってしまうよね。
海外対応のたこ焼き器を買ったとしても、海外赴任が終わってしまったら、ほぼ使いみちがない
思い切ってこの「海外向けの高いたこ焼き器」を買って、無事に海外でたこ焼きを楽しめたとしても、海外から帰国したら、このたこ焼き器は、変圧器を使わない限り、日本では使用できないんだ。
そうだよね。一生海外に移住する人以外には、海外向けのたこ焼き器はコスパ悪すぎだね。
あくまで参考だけど、日本と海外の両方で使える「大容量の変圧器」は売っているので、これを使えば、海外赴任後も海外向けのたこ焼き器を日本でも使えるよ。詳しくは以下の記事を参考にしてみて。
海外でたこ焼きを楽しむ方法②:消費電力の大きい変圧器を海外に持って行く
個人的に最もオススメの方法は、「日本で使っているたこ焼き器と大容量消費電力の大きい変圧器を海外に持って行って、たこ焼きを楽しむ」方法です。オススメの理由は以下のとおりです。
なるほどね!この方法だったら、変圧器だけ購入したら、海外でもたこ焼きを楽しめるんだね!!
なぜ重たくて、かさばる大容量の変圧器も海外に持って行った方がいいのか?
ねぇ、海外赴任のときは飛行機の預け荷物の制限があるから、荷物はなるべく軽くして、かさばらなくしたいんだけど、たこ焼きのためだけに「大容量の変圧器」を購入するのはちょっと迷ってしまうなぁ。
そうだね。以下の記事で「大容量(2,000W~3,000W)で、なるべく安くて、軽くて、コンパクトで、日本と海外の両方で使える」変圧器を詳しく紹介しているから、参考にしてみてね。
モーリタニア赴任者は絶対にたこ焼き器と変圧器を持って行くべき
なぜ、モーリタニア赴任者は、絶対にたこ焼き器を持って行くべきなのか説明します。答えは簡単です。現地でタコが簡単に獲れるからです。その理由をお話しします。
モーリタニアではタコが元々たくさんいたにも関わらず、現地の人はタコを「悪魔の使い」として食べるどころか、触ることすら嫌がっていました(参考記事)。
そこで、JICAがモーリタニア人にタコの獲り方などの技術協力を行いました。タコ獲りの技術が定着するにつれて、そのタコが日本にも輸入されるようになりました。
実際、「2019 年度 外部事後評価報告書 無償資金協力「ヌアディブ漁港拡張整備計画」」というJICAの報告書では、モーリタニアから日本へのタコ輸入量に関して、以下のとおり説明されています。
「2019 年 1 月~12 月に日本が世界から輸入したタコの総輸入量は約 34,911 トンで
あるが、モーリタニアからの輸入量はそのうちの約 35%に相当する約 12,150 トン10
で、日本にとって世界最大のタコ輸入国となっている」
2019 年度 外部事後評価報告書 無償資金協力「ヌアディブ漁港拡張整備計画」より抜粋
今では、モーリタニアのタコは近所のスーパーでも普通に売られていますね。モーリタニアに赴任予定の方は、たこ焼き器は絶対に持って行きましょうね!
僕もモーリタニアのタコをマリで食べたことあるけど、日本で食べるタコと全く同じ味で、めちゃくちゃ美味しかったです!
海外にたこ焼き器と大容量変圧器を持って行くデメリットも確認しておこう!
デメリット①:重くて、かさばる
まず、デメリットの1つ目が「重たくて、かさばる」からです。
海外赴任者は、スーツケース23kgに「いかにたくさんの日本食品や日本製品を入れるか」で格闘しています。それなのに、我が家(日本)で使っているたこ焼き器兼ホットプレート(BRUNO製でオシャレ)は、梱包重量が「3.89kg」もあります。
23kgのところに約4キロのものを入れるのは、正直厳しいですね。
しかも、たこ焼き器の画像を見ていただければ分かるかと思いますが、そこそこ大きくて、場所を取ります。
これに大容量の変圧器も加わるとなると、かなりの重さとスペースを取られてしまいます。
なるほどね。赴任後すぐにたこ焼き器を使いたい人は、大型のスーツケースに入れて、赴任の時持って行って、赴任直後にたこ焼き器を使わない人は「船便」で送るのが良さそうだね。
そうだね。ただし、赴任先にもよるけど、船便は送ってから現地に届くまで「2~3ヶ月」かかるから、赴任先が決まったら、先に現地の事務所などに送ってしまうのもオススメだよ(こちらで詳しく説明しております)。
デメリット②:たこ焼き器は毎日使わない
次のデメリットは「たこ焼き器は毎日使わない」からです。
こんな言い方をすると、たこ焼き大好きな関西の方々からご指摘を受けそうですが、一般の家庭では、たこ焼き器は3ヶ月に1回程度使うか、使わないかぐらいでしょう。
因みに海外では「小間切れ」みたいな切り分けされた肉がなかなか手に入りませんが、韓国系スーパーに行けば、大体「切り分け肉」がありますよ。
デメリット③:海外でタコはあまり食べられていない
海外では意外とたこが食べられていないという事実は御存知でしょうか。私が以前いたフランスにはタコは売られていましたが、アフリカの内陸国のマリでは、当然たこなど売られていませんでした(恐らく冷凍のタコは売られていたと思います)。
たこを食べない習慣はアフリカだけに限りません。一部の国では、宗教上の理由から「デビルフィッシュ」と呼ばれ忌み嫌われているから、食べないという国もあります。また、そもそも見た目が気持ち悪いという理由で食べない人もいるでしょう。
ただし、ポルトガル、ギリシャ、モーリタニアなどの海に面していて、たこを食べる国も当然あります。そのため、「赴任国でたこを食べる習慣があるか、たこが売られているか」を事前に調べておきましょう!
たとえタコが赴任国で売られていなくても、ホットプレートとしても使えるたこ焼きなら、使いみちがあるので、決して無駄にはなりませんよ。私も愛用している以下のようなホットプレート兼たこ焼き器なら、どこの国に行っても役に立ちますよ。
デメリット④:洗うのが面倒
次のデメリットは「洗うのが面倒」という点です。
たこ焼き器を自宅で使ったことがある人でしたら、納得の理由かと思います。あの丸い穴1つ1つに、生地がこびりついてて、これがなかなか取れないんですよね。
しかも、海外の場合、台所のシンクが狭いパターンが多く、たこ焼き器に限らず、洗い物が本当にしにくくて、苦労しました。
ガボンのときのシンクは、以下の写真のようにシンクが二つに分かれていて、大物を洗うのにとても苦労したよ。
でも、「洗うのが面倒」なのは日本でも同じですよね。海外でも毎日使うものではないので、「洗うのが面倒」という点は仕方がないですね。
海外赴任時にたこ焼き器を持って行く方法について徹底解説!~まとめ~
いかがでしたか?情報量が多かったので、最後に簡単におさらいをしておきましょう。
【参考】ヨーロッパなどの海外対応のたこ焼き器(220V仕様)
こちらはヨーロッパ仕様のたこ焼き器です。参考までにリンクを貼っておきます。
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