皆さんの職場には、私の職場のA上司のように、無能なのになぜか組織で生き残っている上司っていませんか?こんなダメ上司に対して、皆さんは以下のような不満や悩みを抱えていないでしょうか。
今日の記事では、なぜ無能な上司が組織で生き残れるのか、その根本的な理由について解説したいと思います。
今日の記事を読めば、日本になぜこれだけ無能な上司が生き残っているのかの根本的な理由が分かると思います。結構、意外な理由もあるので、驚かれる方もいるかと思います。
現在、私の職場のA上司のようなダメ上司に苦しんでいる社会人の方に、特にオススメの記事ですので、最後まで読んでみて下さい!
因みに、私が将来立ち上げる組織では、私自身がこんなダメ上司にならないように、日々精進していかないといけないですね!
日本には、なんでこんなにたくさん無能な上司が生き残っているの?
そういう上司が、日本語と言う参入障壁に守られているからだと僕は思うよ。
因みに、この記事での無能な上司は、日本語しか話せないという設定をしておきます(実際のデータはありませんが、恐らくほとんどの無能上司は、英語などの外国語はできないでしょうね)。
なぜ無能ダメ上司が組織で生き残れるのか、それは「日本語に守られている」から
まず、結論です。なぜ無能ダメ上司が組織で生き残れるのか、それは「日本語に守られている」からです。
無能ダメ上司が日本語に守られているって?全く意味が分からないよ(泣)
まあ、慌てないで。まずは、日本の外国人労働者の割合について見ていくよ。
日本における外国人労働者の割合
まずは日本における外国人労働者の割合に関するデータを紹介します。下の図と説明を見てみて下さい。
日本で就労している外国人労働者の数も、2019年10月末時点で165万8804人で、前年同期比13.6%も増加し、届出が義務化された2007年以来、過去最高を更新した
日本における外国人労働者受け入れの現状と今後の課題(ニッセイ基礎研究所「生活研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任 金 明中」)より抜粋
このレポートでは、外国人労働者数の人数が過去最高であったと主張しています。
一方、統計局の調査によると、2019 年時点の日本人も外国人も含めた全体の雇用者数(役員を除く)は5,660 万人であったため、外国人労働者の割合は、全雇用者数の3%しかいません。
日本における外国人労働者の割合が、依然として少な過ぎることが分かるかと思います。
諸外国の外国人労働者の割合はどうか?
それでは、諸外国の外国人労働者の割合と、日本の割合を比較してみましょう。先ほどの調査と、以下の調査では、調査年度がずれてしまいましたが、大まかな傾向は変わらないでしょう。下の図を見てください。
日本の外国人労働者の割合は、上の表の6ヶ国の中で最も少ないことが分かります。ドイツの10%と比較すると、日本の割合は、かなり割合が少ないことが分かりますね。
なぜ日本に外国人労働者の数がこれほど少ないのか
それでは、なぜ日本に外国人労働者が少ないのか、考えていきます。
日本に住む外国人の割合が少ない理由は、在留資格(いわゆる滞在ビザ)の取得の難しいさ、生活や企業文化の違いなど色々あるかと思いますが、一番の理由は、「日本語の存在」だと思います。
確かに日本語ができなかったら、日本で仕事を見つけるのは難しいよね。
日本では、楽天などの一部の企業を除いて、ほとんどの企業の「公用語」が日本語です。これは当然と言えば、当然ですよね。
となると、外国人の方が、日本企業に勤めようと思っても、一部の日本企業を除いて、日本語が必須になります(具体的には日本語能力検定2級以上は求められます)。
実際、日本で働きたい外国人の方はたくさんいます!でも、日本語が外国人の方々には難しすぎるため、なかなか日本で仕事を見つけるのは難しいのが現状です。
そのため、日本で外国人労働者が増えている傾向があったとしても、ドイツやフランスほど外国人労働者が増えていないのは、「日本語という参入障壁」があるためだと言って過言ではありません。
日本語が、英語などの主要言語と違い過ぎるため、無能ダメ上司は生き延びている
元々、無能な上司がなんで生き残るって話をしていなかったっけ?
まあまあ、慌てないで。ここから、その話をするね。
日本語が外国人の方に簡単ならば、もっと在日外国人労働者数は増える
日本人って残念ながら、英語などの主要言語が苦手です。それもそのはず。日本語と英語って全く違う言語ですから。詳しくは、以下の記事を読んでください!
この「日本語の難しさ」に日本の多くの無能ダメ上司は助けられています。恐らく彼らのほとんどは、日本語の難しさのお陰で生きていけているなんて、考えたこともないと思いますが。
じゃあ、もし日本語が外国人の人にとってもっと簡単な言語だったら、どんなことになると思う?
外国人の人が、もっと日本で働きやすくなるよね。じゃあ、今より外国人の労働者が増えるね。
ケイタ君、正解だよ!
因みに日本語に守られている無能ダメ上司は英語などの外国語が苦手です(苦手ではない上司もいると思いますが。)そんな無能ダメ上司は「英語コンプレックス」を抱えているかもしれません。気になる方は以下の記事を覗いてみてください。
外国人労働者の流入により、無能ダメ上司は市場の原理で淘汰されていく
外国人労働者の方が増えると、日本人の雇用や労働環境にも影響を与えます。例えば、職場内に外国人の上司や同僚の割合も増えていきますし、完全失業率も上昇するでしょう(もちろん、政府が外国人労働者の数を制限することもあるため、そう単純ではない面もあるとは思いますが)。
そうなると、一部の普通の職場だったら、「人員の余裕がないから、あの無能な〇〇君には早期退職をしてもらうか」という感じに早期退職を促されたり、解雇されたりする可能性も上がるでしょう。
でも、現状、無能ダメ上司が退職を促されたり、解雇されたりすることは、日本ではほとんどありません。仮に日本語がもっと外国人にとって簡単な言語で、外国人が今以上に日本で働けるようになったら、そんな無能ダメ上司は市場の原理で多かれ少なかれ淘汰されていくでしょうね。
それが行われていないから、ダメダメ無能上司が組織に生き残っているのです。
因みにもしあなたが無能上司からパワハラや長時間残業を受けていたら、労働局に相談してみることをオススメするよ。
なぜ無能ダメ上司が組織で生き残れるのか、その根本的な理由を解説!~まとめ~
いかがでしたか?ダメダメ無能上司が組織に生き残っていられるのも、我々日本人が普段使っている日本語のお陰だということについて説明していきました。
最後にこの記事のまとめを見ておきましょう。
無能上司と一緒にいるのは無意味。転職を検討すべき!
無能上司が日本に多い理由は分かったけど、その無能上司とどう付き合っていけばいいの?
無能上司と一緒にいるのは何もメリットないから、転職を検討すべきだね
そうか!転職を開始するには、まず何をしたらいいのかな?
「転職会議」などの企業の口コミサイトを見ることから始めてみることをオススメしているよ。口コミを見るだけで、その企業の雰囲気はよく分かるからね。
でも、僕には転職できるほどのスキルはないよ。どうしたらいいのかな?
ヒューマンアカデミーでスキルアップしてみるのがいいよ。プログラミングや医療事務、日本語教師まで様々なスキルを身につけることができるんだ!
そうなんだ!まずはパンフレットをダウンロードしてみるね。
無能ダメ上司の特徴・根本原理、コンプレックスを知りたい方には以下の本がオススメ!
無能ダメ上司の特徴・根本原理、コンプレックスをまとめた電子書籍だよ。参考までに以下にリンクを貼っておくよ。
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サラリーマンの方には、「上司・職場」に関する記事の中に参考になる情報があると思いますので、ぜひご覧いただければと思います。
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