日本人が英語できないのは当然!言語距離の概念から理由を徹底解説!

日本人が英語できないのは当然!言語距離の概念から その理由を徹底解説! 赴任準備コース
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 皆さんは、英語ができなくてずっと悩んでいませんか?きっとこんな悩みをお持ちではないでしょうか。

「なんで中学校から英語勉強しているのに、こんなに英語ができないんだ」
「世界的に見て、日本人のTOEICの点数が低くて、悲しすぎる」
「苦労して勉強した英語を現地で使っても、通じなかったよ」etc

 今日は、日本人が英語ができない最大の理由である「言語距離」の概念について、説明したいと思います。今日の記事を読めば、日本人が英語ができないのは、ある意味当然だということがよ~く分かると思います。

 英語を勉強している学生さんのみならず、忙しい合間を縫って英語を勉強している社会人の方にもオススメの内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ケイタ君
ケイタ君

日本人って他の外国の人より、英語一生懸命勉強しているのに、どうして英語が苦手なんだろう。

それはね、日本語と英語が言語的にとっても遠い関係にあるからなんだよ。

鈴木先生
鈴木先生
記事の信頼性

✅筆者は元国家公務員(元外交官)。フランス語圏アフリカなどに約8年間駐在経験あり。
✅フランス語は通訳レベル。英語の実戦経験もある(主にアフリカ)。
✅英語、フランス語、韓国語、ドイツ語などの学習経験あり。

この記事で分かること
・日本語と英語は、お互い言語距離が離れているため、日本人が英語ができないのはある意味、当然だと分かる。
・日本語が最も勉強しやすい外国語は言語距離が近い朝鮮語(韓国語)であることが分かる。

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結論:日本語と英語の言語距離が離れているため、日本人は英語が苦手

 結論から言うと、「日本人が英語が苦手なのは、日本語と英語の言語距離が離れているから」です。じゃあ、この言語距離って何なんでしょう。

ケイタ君
ケイタ君

日本語と英語ってお互い離れているってこと?

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まずは、言語距離の定義を確認してみましょう

まずは、「言語距離」の定義について確認してみましょう

「Linguistic Distance: A Quantitative Measure of the Distance Between English and Other Languages(2004)」によると、言語距離の定義は以下の通りです。

言語距離とは、お互いの言語がどれほど異なっているかということである。

Linguistic Distance: A Quantitative Measure of the Distance Between English and Other Languages
Barry R. Chiswick,Paul W. Miller, August 2004

 つまり、この言語距離が離れていればいるほど、2つの言語は大きく異なっているし、逆にこの距離が近ければ近いほど、2つの言語は似ているということになります

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具体的な言語距離を見てみましょう

言語スコアによる言語距離

 それでは具体的な言語距離を見てみましょう。まずは、以下の表を眺めてみてください。

「Linguistic Distance: A Quantitative Measure of the Distance Between English and Other Languages
Barry R. Chiswick,Paul W. Miller, August 2004」のTable1(抜粋)

 言語スコア:米国人が16週間から24週間の間に、外国語の訓練を受けた後の平均的な能力を示すもの(※簡単に言うと、数値が高いものほど勉強が捗った(身に着いた)言語ということ)。

ケイタ君
ケイタ君

うん?日本語と朝鮮語が1で、スウェーデン語やノルウェー語は3ってどういうこと?

まあ、慌てないで。これから簡単に説明していくよ。

鈴木先生
鈴木先生

米国人にとって「1」が最も難しく、「3」が最も簡単

 先ほどの表では、言語スコアが「1~3」までありましたが、それは米国人にとって「1」が最も学習が難しく、「3」が最も学習が簡単という意味です

 別の言い方をすれば、米国人の母国語である英語は「1」の日本語から最も離れていて、「3」のノルウェー語やスウェーデン語に最も近いということにもなります

ケイタ君
ケイタ君

日本語と英語がこんなに離れていたら、日本人にとって英語が難しいのは当然じゃないの?

そうなんだよ。日本人が英語ができないのは、ある意味当然なんだ。

鈴木先生
鈴木先生

日本人にとっては「3」が最も難しく、「1」が最も簡単

 逆の言い方をすることもできます。つまり、日本語は朝鮮語(韓国語)に最も近いため(お互い「1」)、お互いそれぞれの言語を勉強しやすいとも言えます

 実際、私はハングル能力検定試験準2級を取得するなど、ある程度朝鮮語(韓国語)を勉強してきましたが、朝鮮語(韓国語)は文法も、言葉も、話す語順もとても似ていて、とにかく勉強がしやすい言語です。

 学生時代に朝鮮語(韓国語)を勉強していたときに、「日本人にとってこんなに簡単な言語があるんだ!」と強く感じたことがありました。

ヨーロッパの人がヨーロッパの言語が複数できるのは当然

 また、同時に「ヨーロッパの人がヨーロッパの言語が複数できるのは、当然だな」とも感じました。だって、フランス語もイタリア語もポルトガル語も言語スコア「2.5」であるため、たいした努力をすることなく、単語を入れ替えてしまうだけで、外国語が話せてしまうわけです。

 今までドイツ語、イタリア語、フランス語を勉強しに、留学をしてきましたが、その時、語学学校などにいたヨーロッパの人はみんな、滞在していた国の言葉を流暢に使っていました。

「この人たちすげぇ~」といつも劣等感を感じていましたが、この言語距離の概念を知って、「彼らが語学できるの当然じゃん」と開き直れるようになりました。

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まとめ:英語ができないからと言って、劣等感を感じる必要はない

 以上見てきたように、日本語と英語の言語距離が最も離れているため、日本人が英語ができないのはある意味、当然だということについて説明していきました。

 皆さんは小中学校から英語を一生懸命勉強してきたかと思います。それでも、「英語が苦手」、「英語なんて忘れた」といった感想をお持ちなのは、言語距離の観点からは、当然のことだと思います。

 それより、こんなにも難しい英語を日本人は頑張って習得しようとしてきたのです。私も中学校から英語を勉強してきましたが、(まだまだ不十分ですが)今のレベルに至るまで本当にかなりの苦労をしました。その努力をみんなもっともっと褒めてもいいのではないでしょうか。

 だって、(残念ながら)日本語の4技能を全て完璧に操るヨーロッパの人を私は見たことないのですから。

ケイタ君
ケイタ君

それでも英語を頑張りたいんだけど、どうしたらいい?

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鈴木先生
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ケイタ君
ケイタ君

英語ってネーティブの外国人から習った方がいいような気がするけど・・・

言語距離が離れている英語をマスターしている日本人講師だからこそ、日本人が英語に躓きやすいポイントを理解しているから、英語に挫折している人にこそ「ワールドトーク」はオススメだよ。

鈴木先生
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ワールドトークについては以下の記事をご覧ください!/

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鈴木先生
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