残業多い人が仕事できる人ではない!もっと仕事のパフォーマンスを評価しよう!

残業多い人が仕事できる人ではない!もっと仕事のパフォーマンスを評価しよう! 上司・職場コース
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 皆さんの職場には、「残業多い人=仕事できる(もしくは仕事している)人」という考えの上司はいませんでしょうか。私の職場のA上司がまさにこのような考えの持ち主です(泣)。

 今日の記事では、①なぜダメダメ上司が「残業多い人=仕事できる(もしくは仕事している)人」という思考になるのか、②仕事は時間ではなく、パフォーマンスで評価していく重要性について解説していきたいと思います。

 今日の記事を読めば、あなたの職場にもいるかもしれない「仕事=時間」という固定観念の持ち主の考え方が分かると思います。我々は「仕事=時間」ではなく、「仕事=質」という概念で、これからの時代を生き抜いていきましょう!

ケイタ君
ケイタ君

鈴木先生は、いつも仕事はパフォーマンスが大事だって言ってるよね!

そうだよ。でも、まだまだ、仕事で時間を重視する人が多いのも事実なんだ。今日はそういう人の考えについて説明していくよ。

鈴木先生
鈴木先生

この記事で伝えたいこと
・ダメダメ上司は、「部下の仕事の中身を把握していない」、「仕事のパフォーマンスで部下を評価できない」から、長時間働いている人が仕事をしている人と考えている。
・仕事は時間ではなく、パフォーマンスで評価していく時代である。

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残業多い人が仕事できる人ではない①:上司は、部下の仕事の中身を把握すべき

残業のイメージ

 まず、「なぜダメダメ上司が「残業多い人=仕事できる(もしくは仕事している)人」という思考になるのか」というと、上司が部下の仕事の中身を把握していないからです。

 つまり、部下が今、何の仕事をしていて、どんな仕事に時間をかけているのか、どんな工夫をしているかなどを把握していないということです。

管理職としての仕事をしていない、意識していない上司が多い

ケイタ君
ケイタ君

でもさ、部下の仕事内容を全て把握するなんて無理じゃないの?

 ケイタ君の疑問はもっともです。この間、今の会社の人事課長さんからも、「部下の仕事の内容を100%把握するのは不可能」と言われました。

鈴木先生
鈴木先生

申し訳ないけど、この人事課長は、管理職としての仕事をしていないと言わざるを得ないね。

 人事課長は立派な管理職です。管理職の仕事は、上層部などからの意向や指令を部下に伝えたり、部下の仕事の状況を把握しながら、部下の育成・指導、チームビルディングなどを行うことです。

 この人事課長は典型的ですが、私の職場では、管理職が平社員と同じように仕事をしている方がほとんどです。つまり、管理職の仕事をしていない(もしくは意識していない)方がほとんどなのです。

ダメ上司は、残業時間などの誰でも分かる指標で部下を評価しがち

 このため、私の職場にいるようなダメダメ上司は、部下の仕事の中身を把握できていないため、残業時間という分かりやすい指標で部下を評価しがちなのです。

 例えば、ダメダメ上司が、「Bさん(部下)は、今月80時間も残業している。よく頑張っているな」と、Bさんを評価したとします。

 でも、実際Bさんは、外注すればいいはずの印刷や封入などの仕事を夜中まで残業して行っていたら、どうでしょうか?残業するほどの仕事ではないのに、上司からの評価が上がるという意味不明な現象が起きていますね。

ケイタ君
ケイタ君

何をしたか把握できていないから、残業時間などの誰でも分かる指標で部下を評価するんだね。

 また、上司から頼まれた仕事だけ行っていた場合も同様です。上司からすれば、直接指示を与えた仕事のため、部下が何をやっているかはっきりと分かります。この部下が残業していたら、「きっと私が与えた仕事で残業しているのだろう」とすぐに分かります。

 でも、上司から頼まれたことだけが仕事ではないですよね?ダメダメ上司は、こういう明確でない仕事に対して、あまり意識が回らないのです。

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残業多い人が仕事できる人ではない②:仕事のパフォーマンスで部下を評すべき

パフォーマンス重視の職場のイメージ

 また、このような上司Aさんは、仕事のパフォーマンスを見ないで、残業時間という誰でも分かる指標に基づいて部下を評価しがちです。

 例えば、Yさんはエクセルの表計算などを駆使して、ある仕事を残業30分で終わらしたのに、電卓大好きなSさんは、1つずつ電卓で数字を入力して計算して、残業2時間で仕事を終わらせたとします。

 YさんとSさんの仕事内容を把握していないAさんは、「Sさんは遅くまで残業して、大変だったな」と、Sさんを評価したとします。Yさんのモチベーションが下がるのは当然ですよね。

ケイタ君
ケイタ君

うわーやる気下がるね。。。

 また、Sさんは「長時間働いた方が評価が上がる」という負のスパイラルに陥ります。つまり、パフォーマンスを重視しない上司の下では、部下は長時間労働に価値を見出してしまうことがあります(私は、A上司の長時間残業スパイラルから何とか抜け出して、毎日ブログ書いてます)。

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残業多い人が仕事できる人ではない③:上司は職場で、時間によって守られている

上司は時間によって守られているのイメージ

 ①、②の理由は簡単に思いついた方もいるかと思いますが、この「上司は職場で、時間によって守られている」という点も忘れてはいけません。

ケイタ君
ケイタ君

時間に守られている?どういうこと??

 これは具体例を出した方が分かりやすいかと思います。

 例えば、仕事のできない上司ほど、あれこれと会議に顔だけ出しています。私の上司などは、「今日も会議が3つもある。大変なんだ」と少し自慢げに話しています。私は、これを聞いて、「この人は、本当に仕事ができないんだな」と感じました。

 つまり、このA上司は、その会議の場にいることだけが仕事になっています。その場にいても、特に有益な発言をすることもなく、ただ単に他の人の発言を聞いてるだけです。

 A上司は、会議に出ているだけで仕事をした気になっているのでしょう。当然、多くの会議に参加すればするほど、上司の時間が取られます。こういうタイプの上司は、会議に出て、時間を潰しただけで仕事をしたと感じています

以下に簡単なダメダメ上司5段論法をまとめてみました。

ダメダメ上司の5段論法
1.会議にいるだけで何ら貢献をしない
         ↓
2.会議の時間だけ仕事をしている感じがする
         ↓
3.時間を費やせば、費やすほど仕事をしていることになる
         ↓
4.時間の長さが、その上司の仕事量になっている
         ↓
5.無能な上司ほど、時間によって守られる

 こんなダメダメ上司だったら、残業が多い人=仕事できる人と評価するのも当然ですよね。こんな上司に当たったら、最後。残業大好き!という人以外は、人事異動を申し出るか、転職するしかないですね。

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仕事は時間ではなく、パフォーマンスで評価していく時代

仕事はパフォーマンスで評価していくイメージ

 現在、多くの企業が時間ではなく、パフォーマンスを重視するようになってきています。昭和の時代は、「24時間働けますか」というCMが流れるなど、残業してナンボという時代でした。

 その後、残業過多による過労死や、職場のパワハラなどを理由に自殺する人が増えたことなどを背景に、職員の労働環境や評価方法も変わってきました。つまり、残業当たり前から、定時退社という流れが確実に生まれてきています。

 そして、この流れに、テレワークの普及が加わりました。コロナがかつてほどの猛威を振るっていない現在においても、多くの企業がテレワークを続けています。一度、テレワークの良さに気付いた企業や労働者は、もうテレワークがない時代に戻ることはできません。

 このような環境において、会社は社員を時間ではなく、成果(パフォーマンス)で評価していく必要があります。例えば、上司は、テレワーク中の部下を四六時中監視することはできないため、部下の成果物や、部下が仕事で工夫した点などを評価せざるを得なくなります。

 時代は変わってきています。でも、ダメダメ上司には、「仕事は時間ではなく、パフォーマンスで評価していく!」といくら主張しても、聞く耳を持たないでしょう。

 やはり、時代に合った職場を探していくことが必要だと思います。

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残業多い人が仕事できる人ではない!もっと仕事のパフォーマンスを評価しよう!~まとめ~

 いかがでしたか?最後に今日のまとめをしておきましょう。

本日のまとめ
・ダメダメ上司は、「部下の仕事の中身を把握していない」、「仕事のパフォーマンスで部下を評価できない」から、長時間働いている人が仕事をしている人と考えている。
・仕事は時間ではなく、パフォーマンスで評価していく時代である。

 皆さんもいつか上司になります。そのときのために、同僚の仕事のパフォーマンスを見るようにしてみましょう。そうしたら、少しずつですが、素晴らしい上司になれますから!

 最後まで読んでいただいてありがとうございました!

鈴木ケイタが考える働きやすい職場の全貌が分かります!

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