皆さんは人生で後悔したことってありますか?座右の銘が「後悔先に立たず」の私でも、後悔していることはたくさんあります。でも、人生の節目において、「後で後悔するなら、今行動しよう!」の精神で、頑張ってきました。その行動力があったからこそ、今の自分があると思っています。
今日は、「迷ってやらなくて後悔するくらいなら、とりあえず行動してみる」ことの重要性について、私の経験を踏まえて説明したいと思います。
僕はやらない言い訳ばかり探して、新しいことに挑戦するのが苦手だよ。
「やらない」より「とりあえずやってみる」ことが大事だよ。今日は僕の「後悔先に立たず」の経験を5つ紹介するね。
後悔先に立たずの精神での行動例①:韓国短期留学
まず、こちらの記事において、「ドイツに短期留学した後の大学3年次の2月に、韓国にも短期留学(約3週間)をした」という話をしました。
大学3年次の2月といえば、就職活動をしなければいけない時期です。私は「公務員試験を目指そうかな」とぼんやり考えていたため、特に就職活動はしていませんでした。
当時の僕は、社会人になることに対して逃げていた部分もあったと思います。
今考えると、この時期に韓国短期留学という結構無謀なことをしたなと思いますが、このときの私は、「ここで韓国に短期留学をしなければ、絶対に後悔する!」と考えていました。確かに残り少ない大学生活において、3週間もの期間、韓国に行くのは難しいかもしれないです。それでも私は挑戦したこと、行動したことに対して全く後悔していません。
この3週間で経験した韓国のイメージが、私の韓国に対する見方や考え方のベースになりましたし、このときに知り合った韓国人の友人のうちの1人は今でも交友関係があります(もうかれこれ20年来の友人です)。
そして、韓国から帰国後、さすがに「公務員試験頑張らないと」と尻に火が付き、勉強をし始めました。結果的に公務員試験は失敗に終わりましたが、教育系の独立行政法人の内定が取れました。
内定が取れた次の日に、韓国への夏の短期留学を申し込みに行ったよ。この話はまた後日するね。
後悔先に立たずの精神での行動例②:希望部署への異動実現
次に、希望部署への異動実現というテーマで話したいと思います。
企業で、希望の部署で働くことは結構難しいですよね。でも私は、最初の就職先(教育系独立行政法人)を辞める前に、どうしても勤務したかった部署に異動することができました。これも「後悔先に立たずの精神で」行動したからです。
結構、異動するまでに時間はかかったけど、希望する部署に異動できて本当に良かったよ。
最初の教育系独立行政法人に就職して数年。希望の部署への異動が叶わない状況下で、海外に興味があった私は、海外勤務ができる公務員試験への受験を決意しました。
私は転職にあたり、いつも「転職するのなら、その職場で得られることを得てから転職をする」というポリシーを大事にしてきました。このポリシーは、このときの異動がきっかけで意識するようになりましたが、私はその部署で仮に勤務していなかったら、今でも激しく後悔していると思います。
その部署は、最初の職場では珍しく、外国の人たちと日常的に接することができる部署で、「ここを経験しないで、辞めるわけにはいかない!」と決めていました。
この部署に異動するために、ありとあらゆる手段を行使しました。内容的にここに記載できないものもありますが、何はともあれ、異動希望を出してから2年ほどで、ようやく希望の部署に異動することができました。
このときの外国人の方々との交流は今でも続いているよ。まさに一期一会だね。
後悔先に立たずの精神での行動例③:公務員試験への挑戦
また、公務員試験にも「後悔先に立たず」の精神で挑戦しました。
希望の部署に異動することになった私は、同時に海外勤務ができる公務員試験に挑戦することとしました。
公務員試験を受けるにあたり、予備校に通ったわけですが、社会人をやりながら予備校に通ったため、日中は仕事、夜や土日は勉強という生活になりました。なお、このときは本当に時間がなかったため、苦肉の策で移動時間やスキマ時間などを活用した勉強方法も取り入れました(この経験は今でも生きています)。
このダブルワーク生活はやはり想像以上に大変でした。
もちろん、それは公務員試験を挑戦する前から分かっていたことでした。公務員試験に合格するまで、2年半もダブルワーク生活(通常の仕事と公務員試験の勉強)が続きましたが、やはり、あのとき頑張って、公務員試験への挑戦を決意して本当に良かったと思います。
もし、挑戦していなかったら、フランス語でアフリカに勤務することも、海外で知り合った多くの友人たちとの出会いも、このブログの執筆もなかったでしょう。
鈴木先生も、とっても苦労して勉強したんだね!僕も頑張らないと。
後悔先に立たずの精神での行動例④:フランス留学
無事に国家公務員になれ、フランスに留学することになりました。大学時代に実現できなかった長期の留学を現実のものにしたのです。
私は大学時代に短期留学でドイツと韓国に合計で4回行ったことがあります。それでも、1年以上長期間、留学することは大学時代にはできませんでした。
社会人になっても、私の留学への情熱は収まることをしりませんでした。これは後悔という概念に近かったと思います。そこで社会人でも留学できる公務員の存在を知り、それを目指すこととなりました。
そして、公務員試験に合格し、合格の約2年後に念願の留学(フランス)を果たすことができました。この2年間の留学生活は、一生忘れられない思い出と経験になっています。本当にあの時頑張って、公務員試験の勉強して良かったと思います。
なお、留学体験記については、別の機会に記事にしたいと思います。
僕は将来日本に留学したいんだ。鈴木先生みたいに、夢をあきらめないで日本留学を実現させたいよ。
後悔先に立たずの精神での行動例⑤:アフリカへの勤務
無事に公務員試験に合格し、海外勤務がスタートします。最初はフランス語の勉強のためにフランスに行きましたが、2年間の留学期間が終わると、ついにアフリカ勤務がスタートしました。
多くの人が「なんでアフリカなんかに勤務するの?職務命令だから断れないの」などと私に質問してきました。でもアフリカ行きは私の希望でありました。私の心の中には「どうせ海外に行くなら、厳しい環境の国に行きたい」、「あまり経験した人がいない国に行きたい」という気持ちがありました。
でも、「衛生状況や治安などは大丈夫か」、「厳しい生活環境でやっていけるか」などの不安は当然ありました。でも、今まで培った「後悔先に立たず」の精神がこれらの不安に打ち勝った結果、合計で約4年間もアフリカに勤務することになりました。
この4年間は本当に貴重な経験で、「アフリカ人向け日本留学奨学金事業の構想」もこの4年間のアフリカ勤務経験から来ています。本当に世の中、どこで何が起こるか分かりませんね。
アフリカでの勤務経験は本当に貴重なものだったよ。
【後悔先に立たず】仕事でも勉強でもどんどん行動していこう!!~まとめ~
いかがでしたか?
全く後悔のない人間というのはいないと思います。もちろん、私もいくつか後悔していることはあります。「あのときなぜ理系に進まなかったのか」、「新卒のときに、なぜ民間に就職しなかったのか」など、いろいろ後悔していることはあります。
でも、人生の節目において、「後悔先に立たずの精神」で挑戦をしてきました。その挑戦があったからこそ、今の自分があると考えています。
過去は変えられなくても、未来は変えていけます。私は40代ですが、まだまだ挑戦したいことがたくさんあります(先ほど、取り上げた「アフリカ人向け日本留学奨学金事業の構想」もその一例です)。亡くなるときに「あのとき、ああすればよかったな」と後悔することを1つでも減らしていきたいと思います。
あなたも、「後悔先に立たず」の精神で、仕事でも勉強でも、どんどん前に進んで人生を豊かにしていきましょう!
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