海外滞在中に現地の人にジロジロ見られるのは、やはり不愉快だった!について徹底解説

海外滞在中に現地の人にジロジロ見られるのは、 やはり不愉快だった!について徹底解説 海外赴任コース
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 海外生活って色々な苦労がありましたが、海外にいたときに私が最も嫌だったことって何だと思いますか?

ケイタ君
ケイタ君

う~ん、言語や習慣の違いかな?

 言語や習慣の違いも大きなストレス要素でしたが、私は「現地の人からジロジロ見られる」ことにとてもストレスを感じました。きっと、日本にいる外国人さんも感じたことがあることだと思います。

 今日は、「現地の人からジロジロ見られる」ことについて様々な方向から考えてみたいと思います。この記事を読めば、日本にいる外国人さんの気持ちを少し理解することができるかと思います。こういうのも国際理解教育の上では重要です。

海外に興味のある人だけでなくて、一般の日本の方にも読んでいただきたい内容だよ 

鈴木先生
鈴木先生
記事の信頼性

✅筆者は元国家公務員(元外交官)。フランス語圏アフリカなどに約8年間駐在経験あり
✅特にアフリカでは日本人が珍しいため、現地人によくジロジロ見られまくった経験あり

この記事で分かること
・海外で現地の人にジロジロ見られることの精神的な苦痛が分かる
・この記事を読むと、日本にいる外国人の方の気持ちを少し理解することができる
・国際理解教育には、相手の立場になって物事を考えることが必要だということが理解できる

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現地の人にジロジロ見られるのは、やはり不愉快だった!

外国人の方のイメージ

 私が海外滞在中に最も嫌だったことは、「現地にいる外国人の方からジロジロ見られること」です。そのことについて考えていきます。

なぜ現地の人に日本人がジロジロ見られるのか。

ジーっと見られるイメージ

 それでは、なぜ現地にいる外国人の方は、日本人をジロジロ見るのでしょうか。それは簡単、「日本人が珍しい」からです

 私はフランスやアフリカなどに8年ほど滞在していましたが、特にこの「日本人珍しい論」は都市部より、田舎の方が顕著です。実際、フランスの田舎の方では、かなりジロジロ見られました。

 その後、パリに住んでいたときは、このジロジロ見られる感が大幅に減りました。そのため、パリ滞在は私の人生の中でも、かなり快適な思い出となっています(仕事は大変でしたが)。

鈴木先生
鈴木先生

ジロジロ見られる以外にもアフリカ生活では、本当に色々苦労をしました。その苦労を以下の本にまとめたので、参考までにリンクを貼っておきます。

\意外と情報がないアフリカ駐在者の苦労が盛りだくさん!/

アフリカでは、特に日本人が珍しい

アフリカの職場で働く日本人のイメージ

 日本で黒人の方が少ないのと同様に、アフリカでも日本人は少ないです

 例えば、アフリカのマリの在留邦人数は2020年12月時点で、たったの15人しかいません(外務省HP)。マリの人口が2020年時点で2025万人いることを考えると、マリで日本人に遭遇するのは、奇跡と言ってもいいレベルかもしれません。

マリ基礎データ
外務省HP「マリ共和国(Republic of Mali)基礎データ」
ケイタ君
ケイタ君

確かに僕の国では、アジア人すらほとんど見かけないからね

  でも逆に、例えばマリに滞在していたときに、毎週行っていたスーパーや公園のスタッフは私のことを簡単に覚えてくれました。

 「また来たのか!」とか、「今日も元気か!」と声をかけてくれるのは良かったですが、裏を返すと、「日本人(アジア人)は珍しいから、覚えやすい」ということでもあったのでしょう。

\アフリカ人がどれだけ挨拶を大事にするか気になる方はこちらをどうぞ/

アフリカは、日本より忙しくない

「のんびり」のイメージ

 日本人が珍しいという点に加えて、アフリカの時間の流れが緩やかだという点も日本人がジロジロ見られることに関係していると思います。

ケイタ君
ケイタ君

え?どういうこと??

 アフリカに行ったことがある方は分かるかと思いますが、日本とは違って、アフリカではとてもゆったり時間が流れています(もちろん、アフリカでも1日24時間は変わりません)。

 現地の人も、のんびりと生活をしている印象を受けました。そのため、(国によって差があるとは思いますが)アフリカの人は心に余裕があり、周りの人のことをゆっくり眺める余裕もあります

 日本の場合、本当に忙しいサラリーマンなどは、自分以外のことが見えていないということもあるかと思いますが、その逆だと考えてもらえれば分かりやすいかと思います。

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日本に一時帰国中に、ジロジロ見られない生活の良さに気づく

国際社会のイメージ

ジロジロ見られる生活は気が休まらない

気が休まらない人のイメージ

 ジロジロ見られる生活は、正直、精神的に結構つらいものがあります。特にアフリカに滞在していたときは、いつでも誰かに見られている感覚に陥り、気がとても休まりません

 外に出るたびに、ジロジロ見られるため、あまり外に出たくなくなります。アフリカの場合、先進国と違って、あまり娯楽の場所がないため、外に出ることも少なくなりがちです。

 そのため、唯一、自分の部屋の中だけが憩いの場所でした。当然、家の中だったら、誰からも見られる心配はないですからね。

鈴木先生
鈴木先生

部屋の中に籠ると運動不足になったり、気分も滅入ったりするから良くないよね

日本の新たな良さに気づく

 私は海外滞在中に何度か日本に一時帰国する機会がありましたが、このとき、「人から見られない生活ってこんなに快適なんだ!」と強く感じました

 日本では当然、周りを見渡しても、ほとんど日本人です。日本人が外を歩いたとしても、それは、至って普通のことなので、他の人はほとんど気に留めていません(一部の犯罪者は違うかもしれませんが)。

 この当たり前が、これほど有難いことなのかと身をもって感じました

 同じ時期にアフリカにいた中華系アメリカ人が、中国に駐在しているときに、「黙っていれば、外国人だとばれないから、楽だった」と語ってくれたことがありました。彼も私と同じように、ジロジロ見られる生活が嫌だったのでしょう。

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これを日本で当てはめてみると・・・

日本にいる外国人のイメージ

日本にいる外国の方も、日本で多かれ少なかれジロジロ見られている

 「日本人は、海外で現地の外国人からジロジロ見られる」ということを日本に当てはめてみると、「外国人の方は、日本で日本人からジロジロ見られる」ということになります。

 皆さんは、電車や街中などで外国人の方を見かけたら、気になって見返したり、じっと見たりしていないでしょうか

 東京などの都市部には比較的多くの外国人の方がいるので、それほどしないかもしませんが、地方の田舎などで外国人の方が街中を歩いていたら、結構ジロジロ見ていたりしないでしょうか。

ケイタ君
ケイタ君

そうか。僕も日本に言ったら、ジロジロ見られるのかな。。。

外国人の方の気持ちをさらに理解したい方へはこちら!

かつての私も日本にいる外国人の方をジロジロ見ていた

 私も海外に滞在するまでは、興味本位からか、日本にいる外国人の方を結構ジロジロみていました。特にアフリカなどから来られた黒人の方は、存在自体が珍しいため、結構ジロジロ見ていたのではないかと思います。

 私は、海外でジロジロ見られるストレスを十分味わってきたため、日本帰国後は、外国の方に電車の中やスーパーなどですれ違っても、他の日本人の方と同じように、振り返ったり、ジロジロ見たりしないようにしています。もしかしたらその外国の方は、私がジロジロ見ることでストレスを感じてしまうかもしれないので。

鈴木先生
鈴木先生

そもそも日本にアフリカ人を含め、まだまだ外国人が少ないのも要因なんだ。だから僕は将来、アフリカ人向け日本留学奨学金を実現させたいんだ。

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海外滞在中に現地の人にジロジロ見られるのは、やはり不愉快だった!について徹底解説~まとめ~

 いかがでしたか?最後に、今日の記事のまとめを見ておきましょう。

今日のまとめ
・海外で現地の人にジロジロ見られると、精神的に辛い
・ジロジロ見られない日本の良さに改めて気付いた
・日本にいる外国人の方に余計なストレスを与えないためにも、ジロジロ見ないようにする

 この「ジロジロ見られる論」の根本的な原因は、日本に外国の方が少ない(外国に日本人が少ない)からではないかと思います。そういう意味では、国際化されていない場所が日本にも海外にもまだまだあるとも言えるかと思います。

 だからこそ、私が目指すアフリカ人向け日本留学奨学金などを通じた人的交流を増やしていく必要があると思います!

 国際理解教育では、相手の気持ちを理解して、接することが重要です。この「ジロジロ見られる」というのは、経験していないとなかなか気づかないものかと思いますが、気づかないことによって、相手にストレスを与えてしまっていることもあります。

 そうならないためにも、少しずつ勉強していき、真の国際人を目指していきましょう!

\アフリカの駐在者生活を垣間見れます!/

 また、海外ではジロジロ見られたりして、どうしてもストレスが貯まりがちです。ストレスを軽減するにはやはり日本食が一番!海外滞在歴8年の私がオススメする日本食・日本製品を紹介しています。気になる方は以下のリンクからどうぞ。

鈴木先生
鈴木先生

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