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【転職】自己分析の最大のコツ「動詞+なぜ?」について解説

【転職】 自己分析の最大のコツ「動詞+なぜ?」について解説 上司・職場コース
ケイタ君
ケイタ君

転職で自己の強みや魅力が見つからなくて困っている人
✅「今の企業ブラックすぎるから、転職したいけど、自分には何の強みもないから、転職なんてできないよ!」
✅「仕事はしてきたけど、大した仕事はしてきてないから、転職なんて不可能!」
✅「そもそも自分がどういった仕事に向いているのか分からないよ」

今日はこういった疑問に答えていくよ

鈴木先生
鈴木先生

本記事のテーマ
【転職】自己分析の最大のコツ「動詞+なぜ?」について解説

✅自己分析の最大のコツ
① まずは職歴を書き出してみる
② 書き出した職歴に担当業務を付け加えていく
③ 各業務を動詞化してみる
④ 自分の行動に「なぜ?」と問いかける

記事の信頼性
筆者は、国家公務員(元外交官)、教育系民間企業等3つの職場を経験。
転職2回の経験と、留学生のエントリーシートなどの添削経験もあり。
フランスやアフリカなどの海外勤務経験8年を通じて、自分の強み(語学力や交渉力など)を磨いてきた。

読者の皆さんへの前置きメッセージ
本記事では「転職したいけど、自己分析ってどうやったらいいの!自分の強みなんて分からないよ」と悩んでいる社会人の方に向けて書いています。

この記事を読むことで、「自己分析の具体的なやり方を分かりやすく、実践的に学ぶことができます」

 職務経験やアルバイト経験は、転職活動、就職活動などで自分自身のアピールポイントとして活かすことができます。

 しかし、そういった経験を「名詞」として、そのまま伝えるだけでは自分の強みやスキルが具体的にわかりにくい場合があります。そこで、本記事では「動詞+なぜ?」という視点を持つことで、自分自身の強みを見つけるためのポイントを解説します。

自己分析の最大のコツ①:職歴を動詞で棚卸しよう

 自己分析の最大のコツは、「職歴を動詞で棚卸しよう」です。どういうことか順番に説明していきます。

まずは職歴を書き出してみましょう

 まず職歴を書き出してみましょう。さすがに転職活動をしたことがない人でも、職歴なら書けますよね?具体的には以下のような感じで書いていけばOKです。

2015年4月~2017年3月 総務部人事課
2017年4月~2019年3月 財務部経理課
2019年4月~現在 総務部人事課

ケイタ君
ケイタ君

これなら、転職活動したことがない人でも、書き出すことができるね。

この職歴をさらに細かく見ていくね。

鈴木先生
鈴木先生

書き出した職歴に担当業務を付け加えていく

 次に書き出した職歴に担当業務を付け加えていきましょう。少なくとも2つは担当業務を記入してください。

2015年4月~2017年3月 総務部人事課採用係(新卒・派遣職員採用担当)
2017年4月~2019年3月 財務部経理課出納係(請求書発行・請求書の支払い事務)
2019年4月~現在 総務部人事課給与厚生係(給与・手当の調整、年末調整担当)

 正式な係の名前がある方は、その係名を付け加えましょう。

 もし係名がなければ、あなたが主に担当していた業務を課の後ろに付け加えましょう。

ケイタ君
ケイタ君

ちょっとずつ担当してきた仕事が見えてきたね。

次にこの担当業務を動詞化してみるね。

鈴木先生
鈴木先生

各業務を動詞化してみる

 担当業務を付けたら、その担当業務を具体的に書き出していきましょう。

2015年4月~2017年3月 総務部人事課採用係(新卒・派遣職員採用担当)・・・例1
 ✔地方在住者向けの会社説明会を企画したり、運営したりした。
 ✔求職者のエントリーシートのチェックや、面接などのアレンジを行った。
 ✔派遣会社と派遣社員の派遣に関して連絡調整を行った。
2017年4月~2019年3月 財務部経理課出納係(請求書発行・請求書の支払い事務)・・・例2
 ✔各部署から上がって来る請求書の支払処理を行った。
 ✔各業者に支払う請求書の作成・発送などを行った。
 ✔現金の記録管理を行った。
2019年4月~現在 総務部人事課給与厚生係(給与・手当の調整、年末調整担当)・・・例3
 ✔在職中の職員の給与計算や手当の申請処理を行った。
 ✔中途採用者の給与の格付けの調整を行った。
 ✔職員が申請する年末調整に関する書類の確認や整理を行った。

ケイタ君
ケイタ君

こうやってみると、結構いろんな仕事をしてきたことが分かるね。

ここから各業務に「なぜ?」を問いかけて、自分の強みや適性を見つけていくよ。

鈴木先生
鈴木先生

自己分析の最大のコツ②:自分の行動に「なぜ?」と問いかけよう

 それでは各業務の詳細が分かったところで、それぞれの業務で「なぜそれを行ったのか?」つまり「その業務を行う際に、何を意識したのか」という疑問を問いかけていきましょう。

 自分の行動を振り返る際、ただ「何をしたか」だけでなく「どういう意図をもって、なぜそれをしたのか?」を問いかけることが重要です。それによって、自分の意図や思考プロセスが明確になり、自分自身の強みやスキルを見つけやすくなります。

例1の各業務に「なぜ?」と問いかけてみると・・・

2015年4月~2017年3月 総務部人事課採用係・・・例1
✅地方在住者向けの会社説明会を企画したり、運営したりした。
 →今まで参加者が少なった地方在住者にも積極的に会社説明会のアピールを行った結果、地方在住者の採用者数が前年比で20%増加した
✅求職者のエントリーシートのチェックや、面接などのアレンジを行った。
 →大量のエントリーシートを素早く正確にチェックすることを意識した。
✅派遣会社と派遣社員の派遣に関して連絡調整を行った。
 →自分の会社が必要とする人材を見つけるべく、必要とする細かいスキルを派遣会社に連絡した。

ケイタ君
ケイタ君

各業務の実績や意識したことが明確になってきたね。

具体的な成果はそのまま職務経歴書などにも記入できるよね。

鈴木先生
鈴木先生

例2の各業務に「なぜ?」と問いかけてみると・・・

2017年4月~2019年3月 財務部経理課出納係(請求書発行・請求書の支払い事務)・・・例2
✅各部署から上がって来る請求書の支払処理を行った。
 →請求書の支払いの処理漏れがないように、1つ1つ丁寧に請求書の処理を行った。そのため、請求書の支払い漏れがゼロとなった
✅各業者に支払う請求書の作成・発送などを行った。
 →請求書を迅速かつ確実に処理してもらうために、各業者に可能な限り電子メールなどで請求書を送付した。
✅現金の記録管理を行った。
 →現金の記録管理に関しては、間違いがないように二人一組で必ず作業を行った。その結果、現金の記録管理でミスを起こしたことはない

鈴木先生
鈴木先生

以上の仕事内容や実績から、この人は正確に請求書などを処理する能力があって、経理の業務にも向いていることが分かるよね。

例3の各業務に「なぜ?」と問いかけてみると・・・

2019年4月~現在 総務部人事課給与厚生係(給与・手当の調整、年末調整担当)・・・例3
✅在職中の職員の給与計算や手当の申請処理を行った。
 →職員の最大の関心事である給与を取り扱うため、ダブルチェック体制の構築などミスをなくす努力を行った
✅中途採用者の給与の格付けの調整を行った。
 →様々なバックグラウンドを持った中途採用者の給与を決定するために、過去の前例を参考に最適と思われる給与の格付けを行った。
✅職員が申請する年末調整に関する書類の確認や整理を行った。
 →年末調整の業務を円滑に行うために、申請可能な各種控除の詳細をYouTubeなどで勉強した

鈴木先生
鈴木先生

ミスをなくす努力、前例のない仕事への取り組み方、自主学習と、かなり特徴が出てきたね。

【転職】自己分析の最大のコツ「動詞+なぜ?」について解説~まとめ~

 いかがでしたか?何となく転職時に役立つ自己分析のやり方がイメージできましたでしょうか。最後にもう一度おさらいをしておきましょう。

~本日のおさらい~
① まずは職歴を書き出してみる
② 書き出した職歴に担当業務を付け加えていく
③ 各業務を動詞化してみる
④ 自分の行動に「なぜ?」と問いかける

 因みにこの自己分析の方法は、転職時だけでなく、もちろん新卒採用時にも使うことができます。

 今の世の中は転職が当たり前の世の中になっています。現に私も2回も転職しました。その度に今回説明した方法で自己分析を行っています。自己分析ができないと、自己アピールもできません。

 皆さんも自己分析をしっかり行って、理想的な職場で働けるといいですね。

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鈴木先生
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